更新日: 2024.10.10 その他家計
主人に「美容費をかけすぎだ」と言われますが、「普通」ってどのくらいですか?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
美容好きがスキンケアにかける平均費用とは
株式会社FoR(東京都渋谷区)が運営する、「自分をもっと好きになるコスメスキンケアプラットフォーム『ONEcosme』では、2023年11月に20~50代の美容に興味がある50名に対し、「毎月の美容にかける金額」のアンケートを行いました。
同調査によると、毎月のスキンケア代は、「3001円~5000円」と回答した方が最も多く全体の38%、次が「1001円~3000円」で28%、続いて「5001円~1万円」の16%という結果でした。
毎月のメイクにかけるお金については、「1001円~3000円」と回答した方が最も多く38%、次に「3001円~5000円」で24%、続いて「~1000円」の22%でした。この結果から、メイクよりもスキンケアのほうにお金をかける方が多い傾向にあることが分かります。
誕生日やボーナス支給のタイミングで、1年間頑張った自分に「ご褒美」を用意する女性も少なくありません。株式会社クロコス(福岡県福岡市)では、2023年11月29日~12月9日に20~40代の女性280名を対象とした「自分へのご褒美」や「冬のボーナス」についてのアンケート調査を実施しています。
同調査によると、ボーナスの有無にかかわらず、全体の8割の女性が自分への「ご褒美」をしたいと考えていることが分かりました。
また、「現時点で、自分へのご褒美にいくら使おうと思うか」という質問をしたところ、1位は「1万円以上~2万円未満」(60名)、2位は「5000円以上~1万円未満」(49名)、そして3位は「1000円以上~5000円未満」(25名)という結果でした。この結果から、頑張った自分をいたわるご褒美の予算設定は、やや高めであることが分かります。
「美容費」をかけすぎと言われてしまった場合の対処法
パートナーに美容費をかけすぎと言われた場合は、以下の方法で理解を得るとよいでしょう。
平均費用であることを伝える
自分の美容費が前述の平均費用とそう大きく変わらないときには、「これくらいはかかるものだ」ということを伝えましょう。内訳などを具体的に説明すると、理解を得やすいかもしれません。
美容費以外での節約を提案する
平均費用よりは高いものの、自分ではこれ以上予算を削りたくないときには、洋服代やスマホ代など、その他の費用を見直すことを考えてみましょう。
自分へのご褒美として必要だと分かってもらう
美容費は自分磨きへの投資でもあります。美容好きな方はスキンケアやメイクにお金を使うことが、モチベーション向上につながります。毎日頑張るために必要なお金だということも分かってもらいましょう。
美容費を減らせないときには他の項目で節約を
自分が美容費をかけすぎかどうかは、まずは平均費用と比較してみることをおすすめします。平均費用とそう変わらなければ、必要な金額だと主張できるでしょう。それでもパートナーから理解を得にくい場合や美容費を削りたくないときには、家計全体を見直して他の項目での節約を考えましょう。自宅でできる簡単な副業を始めて、美容費代を稼ぐのもひとつの手です。
出典
株式会社FoR ONEcosme 毎月の美容にかける金額」のアンケート
株式会社FoR ONEcosme
株式会社クロコス 「自分へのご褒美」や「冬のボーナス」についてのアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー