初任給は生活費で消えてしまい、親に贈り物ができませんでした。次回の給料でも遅くないでしょうか?
配信日: 2024.06.09 更新日: 2024.10.10
しかし、初任給で親に何か贈るのは一般的なのでしょうか?本記事では、初任給の使い道や親に贈るプレゼントの選び方などを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
20代社会人の初任給の使い道
株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)は、運営サイトの「Money Geek」にて調査した、「初任給の使い道ランキング」(調査期間: 2024年1月、調査対象: 20代の社会人男女1000人)についてご紹介します。
同調査では、生活費を除いた初任給の使い道について、上位3つまでの項目を選んでもらいました。1位は「趣味」で30.4%です。続いて、2位は「プレゼント(食事や旅行に連れて行った場合も含む)」で、29.4%でした。
初任給を受け取った後の生活は余裕がない
社会人として働き始め、初めての給与が入ったものの、生活費を払った後に手元にあまり残らないという経験をした人も多いでしょう。
同調査において、初任給を受け取った後の生活にどの程度余裕があったかについて質問したところ、「まったく余裕がなかった」と答えた人が17.7%、「あまり余裕はなかった」と答えた人が31.6%で、合わせて49.3%の人が「余裕がない」と感じていることが分かりました。
給与が少なく、親へのプレゼントもできずに申し訳ないと感じる声もありました。
初任給で贈り物ができなくても次の給料日に贈り物を準備してもよい
初任給で贈り物ができなかったとしても、次の給料や初めてのボーナスをもらったときに贈り物を準備してもよいでしょう。
大切なのは感謝の気持ちを伝えることで、タイミングや方法に固定的なルールがあるわけではないということです。親への感謝の気持ちは、いつでもどのような形でも表現できます。
初任給のプレゼントの相場
株式会社KAZAANA(東京都中央区)が行った「初任給のプレゼントに関する調査」(調査期間:2023年3月、調査人数:10~70代の男女320人)によると、初任給のプレゼントで20代の金額相場は5000~2万円が多い結果でした。
しかし、2000円以下や3万円以上という回答も見られ、価格帯は幅広く分布しています。同サイトによると、文房具やアクセサリー、食品などがおすすめとのことです。
また、5000~1万円ではファッションアイテムや雑貨、1万円以上では高級な文房具や腕時計などが人気で、プレゼントを選ぶ際には相手の趣味やライフスタイルに合わせることが重要と伝えています。
初任給で贈るプレゼントの選び方
初任給で贈るプレゼント選びでは、贈る側の心遣いや感謝の気持ちが最も重要です。ここでは、初任給で贈るプレゼント選びのポイントを紹介します。
・予算を決める
まず、プレゼントに使う予算を明確にしましょう。無理のない範囲で設定することが重要です。プレゼントは価格よりも気持ちが大切です。
・家族の好みやニーズを考慮する
家族の趣味や好み、必要としている物を考えて選びましょう。日常的に使う物や、長らく欲しがっていた物など、受け取る人が本当に喜ぶアイテムを選ぶことがポイントです。
・記念に残る物を選ぶ
初任給で贈るプレゼントは、記念に残る特別な物もよいでしょう。長く大切にできる物を選ぶことで、そのときの思い出がより深く残ります。
・感謝の気持ちを込めたメッセージを添える
プレゼントには、感謝の気持ちや家族への思いをつづったメッセージを添えましょう。物質的な価値以上に、心からのメッセージは家族にとって大きな喜びとなります。
贈り物をするときは親への感謝の気持ちを大切に
親に贈り物をするとき、大切なのは物質的な物だけではありません。親に対する感謝の気持ちを伝えましょう。また、初任給で親に贈り物ができなかった理由が経済的な問題であれば、次の給料やボーナスをもらったときに、小さな贈り物を準備することもおすすめです。
親への感謝の気持ちを示す最良の方法は、自分自身を大切にし、自分の人生を最善に生きることです。親は、子どもが幸せに暮らしていることを何よりも喜びます。心からの感謝を伝えることで、親子ともに幸せに過ごせるでしょう。
出典
株式会社モデル百貨 Money Geek 初任給の使い道ランキング
株式会社KAZAANA 初任給のプレゼントに関する調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー