先月よりも「水道代」が2000円近く高くなっていた!これって水漏れ?全く思い当たる節がないのですが…
配信日: 2024.07.05 更新日: 2024.10.10
この記事では、各世帯の水道代の平均と、急に水道代が高くなる原因として考えられること、水道代を節約する方法をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
世帯ごとの平均水道代
総務省統計局の家計調査によると、全世帯の上下水道料の平均額は月4048円です。また、世帯人数ごとの1ヶ月の平均金額は下記の通りです。
・1人世帯:2239円
・2人世帯:4242円
・3人世帯:5366円
・4人世帯:6042円
世帯人数が増えるほど、水道代が高くなっていることが分かります。ただし、あくまで目安となるため、使用状況によってはさらに水道代がかかるケースもあるでしょう。しかし、上記の金額よりも大幅に高い額が請求されているという場合には、使い過ぎや水漏れという可能性があるかもしれません。
使う水の量は増えていないが水道代が高くなる原因として考えられること
使う水の量が増えていないにもかかわらず、水道代が高くなってしまうのは、例えば下記のような原因が考えられます。
・水道代の高い地域に引っ越した
・水道代の料金体系が変わった
・水漏れが発生している
水道代は、住んでいる市区町村によって金額が変わります。もし直近で水道代の高い地域に引っ越しをした場合には、使用量は増えていなくても水道代が高くなってしまっているかもしれません。
引っ越しをしていないという場合には、水道代の料金体系の見直しが行われたという可能性もあるため、住んでいる地域の水道代を調べてみましょう。
もし、上記のような可能性がなく、使っている量が変わらないという場合には、水漏れの可能性が考えられます。
水漏れしているかどうかは、水道メーターを確認することで調べられます。家中の水道をすべて止めた状態で、水道のメーターを確認しましょう。水道メーターには「パイロット」という部分があり水が流れている間だけ回転します。
もし、水道を止めているのにパイロットが回っている場合は、水漏れしている可能性があるということです。
もし、自身で確認をしても水漏れが見当たらないという場合には、専門の業者に依頼して確認してもらうことがおすすめです。
日常生活上で水道代が高くなる原因として考えられること
水道料金の変更や水漏れがない場合には、意識しないうちに水を使い過ぎているのかもしれません。水の使い過ぎとして考えられる原因と、使い過ぎないための対策をご紹介します。
お風呂で水を使い過ぎている
お風呂は家庭の中でも多く水を使う場所です。お風呂では下記のような原因で水を使い過ぎてしまっている可能性があります。
・シャワーなどでお湯を流したまま体や髪を洗っている
・家族が多く全員入浴をシャワーだけで済ませている
体や髪を洗っている際にシャワーを流しっぱなしにしたり、家族が多い世帯でシャワーをメインで使用していたりすると、使用する水の量が増えるため水道代が高くなってしまうでしょう。
節水対策としては、シャワーヘッドを節水タイプのものに変更することや、湯船にお湯を張ってシャワーとの併用が考えられます。
トイレで水を使い過ぎている
トイレで水を使い過ぎる原因として考えられるのが、洗浄レバーで「大」を使い過ぎているということです。「小」で流すのに十分なときでも「大」を使うクセがついてしまっていることがあるかもしれません。
洗浄レバーは流す量にあわせて使い分けることが、節水につながるでしょう。
キッチンで水を使い過ぎている
キッチンも多くの水を使用する場所ですが、食器を洗う際に水を流しっぱなしにしていることで、水を使い過ぎているかもしれません。
節水のためには、食器洗い用のおけを用意し水をためて使ったり、洗剤で汚れを落とした後にまとめて水洗いをしたりすることで、使う水の量を減らせる可能性があります。
水をできるだけ使わずに汚れを落とすように工夫をすれば、節水につながるでしょう。また、シャワーヘッドと同様に、蛇口を節水タイプのものに付け替えてみるのもよいかもしれません。
水道代が高くなる原因を把握し、節水方法を実践しよう
水道代が高くなってしまう原因は、いくつか考えられます。引っ越しや料金改定などで、以前と同じ量を使っていても水道代が高くなっているかもしれません。もし、引っ越しや料金改定がないという場合には、水漏れを確認してみるとよいでしょう。水漏れもない場合には、無意識に使い過ぎてしまっていることが考えられます。
水を出しっぱなしにしたり、必要よりも水を多く使ってしまうクセがあるかもしれません。特によく水を使用するお風呂・トイレ・キッチンといった場所で水を使い過ぎていないか改めて確認してみましょう。
水を流している時間を減らしたり、シャワーヘッドや蛇口を節水タイプのものに変更したりすることで、節水ができる可能性があります。
出典
総務省統計局 e-Stat政府統計の総合窓口 家計調査/家計収支編 総世帯 2023年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号4 世帯人員・世帯主の年齢階級別
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー