毎朝出勤前にカフェで「300円」のコーヒーを購入。仕事のモチベアップになるとはいえ、年間「6万円」はかけ過ぎですか?

配信日: 2024.07.23 更新日: 2024.10.10

この記事は約 3 分で読めます。
毎朝出勤前にカフェで「300円」のコーヒーを購入。仕事のモチベアップになるとはいえ、年間「6万円」はかけ過ぎですか?
「仕事前にコーヒーを飲んで、モチベーションを上げている」という方もいるでしょう。
 
毎朝出勤前に300円のコーヒーを買って年間で約6万円の出費になる場合、金額が一般的なのか気になるところです。
 
そこで今回は、年間6万円のコーヒー代は高いのかや、1ヶ月にかけるコーヒー代の平均金額について解説します。コーヒーがもたらす心身への影響についても解説しますので、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

コーヒーにかける1ヶ月の平均金額は約5000円

片岡物産株式会社がコーヒーイベントの来場者に行ったアンケート結果では、コーヒーに対する1ヶ月あたりの全体平均支出金額は4888円となっており、毎月約5000円をコーヒー代として使用していることが分かりました。年間では約6万円をコーヒー代に費やしていることになります。
 
そもそも、「毎月のコーヒー代を把握していない」という回答が、アンケート回答者の半数を超えていることもあり、コーヒー代への節約意識はあまり高くないのかもしれません。
 
コーヒー代に年間6万円の出費はかけすぎと感じるのであれば、「おうちコーヒー」の機会を増やすことで節約できる可能性があります。
 
デロンギ・ジャパン株式会社のアンケート結果によれば、「おうちコーヒー」1杯にかける平均金額は「106.7円」となっています。ただ、20〜60代の年代別で見ると、バラつきがあるようです。以下に年代別の平均額を表1にまとめました。
 
表1

年代 全体 20代 30代 40代 50代 60代
金額 106.7円 134.7円 95.9円 97.0円 114.4円 91.7円

※デロンギ・ジャパン株式会社「自宅で1杯のコーヒーにかける平均金額」を基に筆者作成
 
毎朝コーヒーを家で飲むようにすれば、1ヶ月で3286円です。1年間で計算すると3万9432円となり、カフェでコーヒーを毎朝買うより年間で約2万円の節約ができます。
 

毎日のコーヒーは満足度向上に繋がる

デロンギ・ジャパン株式会社が行った「コーヒーの飲用調査2023年度版」の結果によると、毎日コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて「心身の状態や生活への満足度が高い」ことが分かりました。同調査で20〜69歳の男女9620人を対象に調査した「心身の状態の度合い(平均点)」の結果を、表2にまとめました。
 
表2

コーヒーを
飲むかどうか
ストレス発散度 QOL 仕事・学業の効率 自己肯定感 ポジティブ
自宅でコーヒーを飲む 50.92 55.29 51.95 51.36 52.68
コーヒーを
全く飲まない
46.75 50.51 47.31 45.37 47.04

※デロンギ・ジャパン株式会社「コーヒーの飲用調査2023年度版」を基に筆者作成
 
ストレス発散度や、仕事・学業の効率など、どの項目においても、コーヒーを飲む人の方が飲まない人より5点前後高い平均点となっています。
 

コーヒー代に年間6万円は平均的だが、おうちコーヒーに切り替えれば節約できる可能性もある

アンケート結果によれば、コーヒー代に年間6万円をかけるのは平均的であることが分かりました。一方で、コーヒーにかける費用を少しでもおさえたいとお考えの方は、「おうちコーヒー」を楽しむ機会を増やすのがおすすめです。
 
自宅で飲むコーヒーの平均額は1杯あたりおよそ107円であり、年間で約4万円弱となります。カフェなどでコーヒーを買って年間6万円使うよりも、約2万円節約できるかもしれません。
 
毎日コーヒーを飲む人は満足度が向上するといった結果も出ていますし、今後は家でコーヒーを飲む機会を増やし、節約しながら楽しむのもよいでしょう。
 

出典

片岡物産株式会社 日常のコーヒーの飲用習慣に関するアンケート
デロンギ・ジャパン株式会社 コーヒーの飲用調査2023年度版
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集