熱いものを「そのまま冷蔵庫」に入れるのはNG!?冷蔵庫の電気代を「1900円」節約にするポイントとは?

配信日: 2024.07.25 更新日: 2024.10.10

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熱いものを「そのまま冷蔵庫」に入れるのはNG!?冷蔵庫の電気代を「1900円」節約にするポイントとは?
最近、電気料金の値上がりが続いていますが、おもな原因は発電用の燃料価格の高騰といわれています。発電用の燃料は化石燃料(原油・液化天然ガスなど)が利用されており、どちらの燃料も価格が大きく上昇しています。
 
そのため、家庭で少しでも電気料金を下げるため、いろいろな節電をされているのではないでしょうか。そこで今回は、冷蔵庫の電気代を節約するための3つのポイントをご紹介します。電気代節約のために役立つ情報ですので、ぜひ最後まで読み進めてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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冷蔵庫にかかる電気代

まずは、冷蔵庫にかかる年間の電気代をご紹介します。
 
ある冷蔵庫では、年間の消費電力量は281キロワットアワーです。電気代単価を約30円と仮定すると、この冷蔵庫にかかる電気代は年間約8430円と試算できます。
 

冷蔵庫の電気代を下げる3つのポイント

経済産業省の「家庭向け省エネ関連情報」によると、3つのポイントを実行することによって、年間当たり1900円節約できるとのことです。
 
気になる3つのポイントとは、以下の3点です。

●ものを詰め込みすぎない
●無駄な開閉はしない
●開けている時間を短くする

それぞれのポイントを実施することによって、具体的にどれくらいの電気代が節約できるかご紹介します。年間節約額は表1の通りです。
 
表1

ポイント 省エネ電気量
(キロワットアワー)
節約額
(年間)
ものを詰め込み過ぎない 43.84 約1360円
無駄な開閉はしない 10.40 約320円
開けている時間を短くする 6.10 約190円
合計 60.34 約1870円

※経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 冷蔵庫」を基に筆者作成
 

冷蔵庫の電気代を下げるためのそのほかの工夫

先ほどご紹介した3つのポイント以外にも、冷蔵庫の電気代を減らすための工夫があります。それは、以下の3点です。

●熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる
●冷蔵庫の設置場所を見直す
●ドアのパッキングの交換

熱いものをそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまうため、消費電力量が増えてしまいます。熱いものは粗熱をとって冷ましてから冷蔵庫に入れましょう。
 
冷蔵庫内の食品から奪った熱を放熱させるため、冷蔵庫の周囲にはある程度の隙間が必要です。そのため、冷蔵庫は周囲に隙間が確保できる場所に設置しましょう。
 
冷蔵庫のドアについているパッキングが傷んでしまうと、ドアに隙間ができてしまい冷気が外に漏れてしまいます。パッキングが老朽化してしまったときには、忘れずにパッキングの交換をしましょう。
 

3つのポイントを守ると冷蔵庫の電気代が年間約1900円節約できる

冷蔵庫を利用するときに、「ものを詰め込み過ぎない」「無駄な開閉はしない」「開けている時間を短くする」という3つのポイントを守ることにより、電気代が年間約1900円節約できます。
 
また、「熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる」「冷蔵庫の設置場所を見直す」「ドアのパッキングの交換」を行うことで、さらに節電効果が高まるでしょう。
 
この記事をご覧になった方は、すぐにでも上記のポイントを実行し、電気代を節約していきましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 冷蔵庫
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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