晩酌のハイボールのために「ペットボトル」の炭酸水をたくさん消費します。「炭酸水メーカー」を買おうか迷っているのですが、どれくらい節約になるでしょうか?
配信日: 2024.09.06 更新日: 2024.10.10
そこでこの記事では、炭酸水メーカーのコスパの良さやランニングコスト、美味しい炭酸水を作るコツについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
炭酸水メーカーを使えば500mlあたり20円で炭酸水が作れる
炭酸水メーカーといえば、代表的なのがソーダストリームとドリンクメイトです。炭酸水500mlにかかるコストについて、図表1の通りに公表しています。
図表1
ソーダストリーム、ドリンクメイトの各公式HPを基に筆者作成
炭酸水メーカーで炭酸水を作るコストは、両メーカーとも500mlあたり約20円となっています。この価格は、ガスシリンダー1本から作れる炭酸水の量を60リットルとした場合の計算です。
1本で142リットルの炭酸水が作れるドリンクメイトのマグナムガスシリンダーを使えば、500mlあたりのコストは約14円まで抑えられます。ただし、マグナムガスシリンダーが使える炭酸水メーカーは限られているので注意が必要です。
強炭酸を作るとコストが高くなるため注意
500mlあたり20円という価格は、通常の炭酸水を作った場合の計算です。強炭酸を作るとなると、もう少しコストが高くなります。
2年近く炭酸水メーカーを使っている筆者の経験では、強炭酸を作る場合だと1本のガスシリンダーから半分の30リットルくらいしか作れません。ソーダストリームでも、強炭酸の場合500mlあたりのコストはおよそ40円となっています。
とはいえ、500mlあたり40円という価格でもペットボトルの炭酸水より安いため、十分節約になるでしょう。
炭酸水メーカーのランニングコストはいくら?
炭酸水メーカーのランニングコストは、ガスシリンダーの価格によって決まります。ガスシリンダーが空になるたび、新品と交換しなくてはなりません。
ソーダストリームとドリンクメイトが販売しているガスシリンダーの価格は、図表2の通りです。
図表2
ソーダストリーム、ドリンクメイトの各公式HPを基に筆者作成
両メーカーとも60リットルガスシリンダーの価格は2380円と変わりません。ドリンクメイトには142リットルのマグナムガスシリンダーがあり、3980円と高額ですが作れる炭酸水の量が多くなっています。
なお、ガスシリンダーを購入する際は、必ず使い切った空のガスシリンダーと交換してください。交換することで、図表2に記載の「交換用ガスシリンダー価格」で購入することができます。
炭酸水メーカーで美味しい炭酸水を作るコツ
炭酸水メーカーは確かに節約になりますが、初めて飲む人はペットボトルの炭酸水との味の違いに戸惑うかもしれません。ここでは、炭酸水メーカーでも美味しい炭酸水を作るコツについて紹介します。
冷たい水を使う
1つ目のコツは、冷たい水を使うことです。炭酸ガスは冷たい水ほどよく溶けます。炭酸が強くなるのはもちろん、より少ないガスで強炭酸が作れるため節約にもなります。
また、作った炭酸水は冷蔵庫で保存するようにしましょう。冷やしておくことで炭酸が長持ちします。
浄水器を使う
2つ目のコツは、浄水器の水を使うことです。炭酸水メーカーは水道水も使えますが、より美味しい炭酸水を作りたいなら浄水器を使うのがおすすめです。
市販のミネラルウォーターやウォーターサーバーを使っても良いのですが、コストがかさむため節約にはなりにくいでしょう。炭酸水メーカーで節約するなら、お手軽に購入できてランニングコストも安い浄水器を使うのがおすすめです。
炭酸水メーカーを使ってお得にハイボールを楽しもう
炭酸水メーカーは、ペットボトルの炭酸水に比べてコストを大幅に削減できる節約アイテムです。強炭酸を作るとコストはやや上がりますが、それでもペットボトルの炭酸水よりは安く作れます。炭酸水メーカーを使ってぜひお得に晩酌を楽しんでください。
出典
ソーダストリーム コストシミュレーション
ドリンクメイト
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー