現在一人暮らしをしています。「週2日」は電気代節約のために、1日中「図書館」で過ごそうと思います。電気代はどれくらい節約できますか?
配信日: 2024.09.11 更新日: 2024.10.10
本記事では、週2日図書館を利用することでどれくらい電気代を節約できるのかをご紹介します。なお、電気代以外の光熱費(水道代やガス代)は電気代に比べて影響が小さいため、今回は特に節約につながりやすい可能性のある、電気代の節約効果に注目して計算します。
節約を意識して図書館を活用する際の注意点もご紹介しているので、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
一人暮らしの電気代の平均
総務省統計局の家計調査によると、2023年の一人暮らしの電気代平均額は1ヶ月当たり6726円で年間8万712円でした。1ヶ月を30日と仮定し計算すると、一人暮らしの電気代は1日当たり約224円かかることとなります。
なお、毎月の電気代は、季節や気温によっても変動する可能性があります。あくまで参考程度にしてください。
日中図書館で過ごした場合に電気代はいくら節約できる?
今回は週2日、平日に5時間ずつ図書館で過ごすことを仮定し、節約できる電気代を計算します。
5時間は1日の約5分の1なので、図書館を利用することで1日当たり約45円の節約につながる可能性があります。前提条件である週2日、5時間ずつ図書館を利用した場合、1ヶ月に8日間の計40時間、図書館を利用することとなります。
電気代を計算してみると、月に約360円、年間に換算すると約4320円の節約につながる可能性があります。
ただし、電化製品の待機電力や常に稼働させている冷蔵庫など、家にいなくても発生する電気代があるため、節約できる金額は少なくなる場合もあるでしょう。あくまで節約できる金額の目安として参考にしてください。
節約を意識して図書館を活用する際の注意点
ここでは、節約を意識して図書館を活用する際の注意点をご紹介します。
飲食代がかかりすぎないようにする
日中図書館で過ごす際、毎回外出してスーパーやコンビニなどで食費を使ったり、ファストフード店などで外食したりしていると、自宅で過ごす以上に食費がかかる可能性があります。
1回当たり500円とすると月に4000円分の食費がかかり、自動販売機などで購入していると飲み物代も必要になるため、節約効果が薄れてしまう可能性があるでしょう。
節約効果を高めるためにも、食費や飲み物代を浮かして弁当や水筒を持参しましょう。ただし、館内での飲食を禁止している図書館もあるようなので、あらかじめ利用条件を確認することをおすすめします。
交通費の有無を確認する
公共交通機関を利用して図書館に通う場合、交通費がかかってしまいます。往復で考えると、節約した電気代以上に大きな出費となる可能性もあるでしょう。
自宅から図書館までの距離があり、公共交通機関を使わざるを得ない場合を除き、できる限り徒歩、もしくは自転車で通うことをおすすめします。そうすることで、運動不足の解消など節約以外の効果も実感できる可能性があります。
図書館に週2回、5時間通うことで電気代は1ヶ月当たり約360円節約可能
今回の試算では、週2日、平日に5時間ずつ図書館を利用した場合、1ヶ月当たり約360円、年間で約4320円の電気代を節約できる可能性があることが分かりました。小さな積み重ねでも、年間で考えると大きな節約につながることもあるでしょう。
ただし、図書館を利用する際にかかる食費や交通費を工夫しなければ、節約できた金額以上の出費につながる可能性があります。「弁当や水筒を持参する」「徒歩や自転車で通う」などの工夫をして、余計な出費を出さないようにしましょう。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号 2 男女,年齢階級別 単身世帯・勤労者世帯
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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