夫がテレワークでエアコンを「24時間つけっぱなし」にしているため、夏の電気代が過去最高に。夫のお小遣いを減らそうかと思っています…。

配信日: 2024.09.14 更新日: 2024.10.10

この記事は約 3 分で読めます。
夫がテレワークでエアコンを「24時間つけっぱなし」にしているため、夏の電気代が過去最高に。夫のお小遣いを減らそうかと思っています…。
夏を快適に過ごすために、エアコンは欠かせません。テレワークにより在宅時間が増え、エアコンがつけっぱなしというご家庭もあるのではないでしょうか。そこで気になるのが電気代です。本記事では、エアコンにかかる電気代や節約術をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

24時間つけっぱなしのエアコン代はいくらになる?

まずは、エアコンを24時間使用するときの電気代(1日あたり)を調べてみましょう。
 
エアコンの電気代は、「消費電力(W)÷1000×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)」で計算できます。ここでは、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が算出した目安単価(31円/kWh)で計算します。大手エアコンメーカーにある、畳数別の電気代は以下のとおりです。

【6畳用:消費電力400(W)】400(W)÷1000×24(時間)×31(円/kWh)=297.6円
 
【8畳用:消費電力470(W)】470(W)÷1000×24(時間)×31(円/kWh)=349.68円
 
【10畳用:消費電力550(W)】550(W)÷1000×24(時間)×31(円/kWh)=409.2円
 
【12畳用:消費電力800(W)】800(W)÷1000×24(時間)×31(円/kWh)=595.2円

1ヶ月あたりでは、約8900〜1万7800円の電気代がかかる計算です。
 

短時間の外出なら電源は入れたままで

エアコンは設定温度まで部屋を冷やすときに、多くの電気を消費します。設定温度まで部屋が冷えたあと、温度を維持しているときの消費電力はそれほど多くないのが特徴です。
 
そのため、こまめに電源をオンオフすると、部屋を冷やすための運転時間が増えるため電気代も高くなってしまいます。数十分程度の短時間の外出であれば、エアコンはつけっぱなしにするのがおすすめです。
 

お小遣いを減らす前に取り組むべき4つの節約術

エアコンの使い方を見直せば、電気代を節約できる可能性があります。お小遣いを減らす前に、まずは以下の方法をお試しください。
 

フィルターを定期的に清掃する

エアコンのフィルターは、少なくとも2週間に1回は清掃して汚れやホコリを取り除きましょう。1日の使用時間が長いときは、週に1回の清掃が目安です。
 

室外機の吹き出し口をふさがない

室外機は、吹き出し口から室内の熱を排出しています。吹き出し口の周辺には荷物を置かず、風通しをよくしておきましょう。また、室外機周辺の掃き掃除も効果的です。落ち葉やホコリが原因で、運転効率が悪くなることもあるためです。
 

室外機に直射日光を当てない

室外機に直射日光が当たると、排熱効率が下がります。そこで直射日光が当たらないよう日陰を作ることが重要です。日陰に室外機を置いたり、日よけカバーをかけたりして直射日光を遮るとよいでしょう。日よけカバーを使うときは、室外機全体を覆わないようにご注意ください。
 

扇風機やサーキュレーターを併用する

効率よく部屋を冷やすため、扇風機やサーキュレーターを併用する方法があります。部屋の空気を循環させると、より効率的に室温を下げられます。
 

まとめ

エアコンを24時間つけっぱなしにすると、機種などによっては1ヶ月あたりでは1万円以上の電気代が発生することもあります。家計には重い負担ですが、エアコンの使い方を工夫するだけで電気代は節約できます。お小遣いを減らす前に、まずはエアコン周りのメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A カタログなどに載っている電気料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集