更新日: 2024.10.10 その他家計

食費を節約しようと思いましたが「お菓子」を辞められません…。みんなどれだけお菓子にお金を使っているのでしょうか?

食費を節約しようと思いましたが「お菓子」を辞められません…。みんなどれだけお菓子にお金を使っているのでしょうか?
食費を節約したくても好きなお菓子をやめられないと悩んでいる方もいるでしょう。子どもがいる家庭であれば、定期的にお菓子の購入が必要なケースもあります。
 
本記事では、多くの人がお菓子代にどれくらいかけているかを紹介するとともに、お菓子代を節約するためのポイントを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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2人以上世帯がお菓子にかけている平均費用

家計調査によると、2人以上世帯がお菓子にかけている平均費用は、以下の表1の通りです。
 
表1

2024年6月 8029円
2023年6月 7356円
2022年6月 7261円
2021年6月 6718円
2020年6月 6519円

総務省統計局「家計調査」より筆者作成
 
物価高の影響を受けて、お菓子にかかる平均費用は年々増加しています。食費全体を節約するためには、お菓子の購入費用を抑えることが大切です。
 

お菓子にかける費用を節約するためのポイント

ここで、お菓子にかける費用を節約するためのポイントを紹介します。特に子どもがいる家庭では、食費におけるお菓子代の割合が大きくなり悩んでいる方もいるでしょう。お菓子代を節約するポイントを押さえて、生活費にゆとりを持ちましょう。
 

安売り時にまとめ買いする

お菓子を購入するときは、安売り時にまとめ買いしましょう。子どもがお菓子好きで毎日消費するような家庭であれば、こまめに購入するよりも安いタイミングでまとめ買いしたほうがトータルコストを抑えられます。
 
いつも利用しているスーパーで、チラシの特売日やクーポンを利用できる日、ポイントカード利用で安くなる日などを事前に把握し、お得に購入するようにしてください。
 
ただし、お菓子を食べる頻度が少ない家庭は、まとめ買いによって普段よりも多くのお菓子を購入してしまう可能性があります。あまりお菓子を食べない家庭であれば、都度購入することがおすすめです。
 

小分けにして1食分の量を決めておく

袋菓子は開封したあとに小分けにして、一度に食べる量をあらかじめ決めておきましょう。袋菓子を開けてそのまま食べ始めると、1袋すべて食べきってしまうことがあります。お菓子の量が増えて費用がかさむうえに、健康にもよくありません。
 
そのため、袋菓子を開封したあとはタッパーやジッパー付きの袋などに移し替えてください。密閉できる容器に入れておけば、すぐに湿気たり傷んだりしません。お菓子を食べる量を抑えるとともに、長く保存できるように小分けにしておくことがおすすめです。
 

価格の安い店舗で購入する

お菓子を購入する際は、価格が安い店舗の利用を心がけましょう。例えば、お菓子のまちおかやドンキホーテは種類が豊富で、大容量のお菓子類も安く販売されているため、まとめ買いで費用を抑えたい方におすすめです。
 
また、スーパーよりもドラッグストアのほうがお菓子が安く売られている傾向があります。なお、地域や店舗によって価格差があります。お菓子を購入する際は、店舗ごとに価格を比較して、安い店舗で購入するようにしてください。
 

市販ではなく手作りする

お菓子代を節約するなら、市販の商品を購入するのではなく、手作りすることも手段の一つです。お菓子によっては、手作りのほうが安い材料費で多くの量を作れる場合があります。ただし、使用する材料によっては高くついてしまう可能性もあるため、必要な材料をどのくらいの価格で購入できるか事前に計算しておきましょう。
 
なお、お菓子を手作りする際は、材料を買い揃えるよりも家にあるもので作れるお菓子を選ぶことがおすすめです。
 

お菓子類にかける費用はおよそ8000円

2人以上世帯がお菓子にかけている費用は、毎月平均8000円ほどであることが分かりました。子どもがいる家庭や、お菓子を毎日消費する家庭は、より多くの費用が生じている場合もあるでしょう。
 
お菓子にかける費用を節約するためには、価格の安いお店で購入したり、小分けにして一度に食べる量を減らしたりする意識が大切です。また、お菓子作りが好きな人であれば、手作りすることも一つの手段です。自分にあった方法でお菓子にかかる費用を節約し、食費の負担を減らせるようにしましょう。
 

出典

統計局ホームページ 家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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