白Tシャツ1枚に1万円かけるのは「お金持ち」のすることですか?ハイブランドのTシャツのほうがコスパがよいのですが…
配信日: 2024.09.19 更新日: 2024.10.10
シンプルで清潔感があり、さまざまなカラーのボトムスと合わせやすいのも特徴です。白Tシャツを好んで着用する人は、コスパがよいからと1枚1万円ほどのアイテムを選ぶ場合もあるようですが、周りからは「お金持ちのすること」と言われることも。
そこで今回は、1枚1万円ほどするハイブランドTシャツの特徴やお手入れの仕方について調べてみました。ハイブランドTシャツも上手に活用すればコスパがよいと感じられる一面がありますので、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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1枚1万円の白Tシャツ!? ほかの格安商品と何が違う?
夏は1枚で着られて、寒い季節はインナーとしても活躍する白Tシャツですが、長く着ていると気になることが黄ばみ・しみ・汚れです。
安い白Tシャツは洗濯を繰り返すことで襟周りがよれてしまい、ワンシーズンで使い古してしまうことも考えられます。しかし1枚1万円ほどするハイブランドのTシャツには、ほかの格安商品とは違う以下のような特徴があります。
・耐久性が高く着心地がよい
白Tシャツを出しているさまざまなブランドがありますが、1枚1万円ほどもするハイブランドは、格安商品とは異なり触り心地や着心地がよいことが特徴です。
例えば、とあるイギリスの老舗ブランドでは、日本でも1枚1万4850円で白のクラシックTシャツを販売しています。薄手ながら耐久性が高く、綿糸の不純物や毛羽を取り除く「ガス焼き」の手法により滑らかでソフトな肌触りに仕上げています。
ハイブランドの白Tシャツは、素材・製法へのこだわりや追及により、ほかの格安商品とは異なる耐久性や着心地を実現しているといえるでしょう。
・黄ばみにくく汚れにくい
ハイブランドTシャツの中には、黄ばみや汚れに強い加工を施しているメーカーもあります。例えば日本のとあるハイエンドカジュアルブランドでは、1枚8800円(税込み)のTシャツを発売しています。
防汚性と吸水性をうまくバランスさせて、着用時には汚れにくく洗濯時には汚れを落としやすいプロテクリア加工を施していることが特徴です。襟の素材には通常よりも1本多く糸を使っていて、洗濯を繰り返しても襟周りがよれにくくなっています。
ハイブランドの白Tシャツは、メーカーによってさまざまな特徴がありますが、耐久性や汚れにくさを備えているアイテムであれば、よい状態を保ちつつ長く着られるでしょう。「ワンシーズン持つか分からない格安商品を購入するよりもコスパがよい」と感じる人がいるのも珍しいことではありません。
白Tシャツの手入れ方法
どんなに品質のよいハイブランドの白Tシャツでも、手入れをしないと黄ばみや汚れが目立って長く愛用できません。白Tシャツの手入れ方法として、以下のポイントをおさえておくとよいでしょう。
・汚れたらすぐに洗う
汗や皮脂汚れが付いたら、長時間放置するのではなくすぐに洗うことは大切です。洗剤の量が少ないと汚れが落ちず、入れ過ぎは黄ばみの原因になる場合があるため、適量を入れて洗います。
汚れのひどい場合は部分洗いをしたり、つけ置き洗いをしたりすると効果的です。白Tシャツは色移りを防ぐためにほかの色の衣類とは混ぜないことや、衣類や洗剤に記載されている使用方法を守ることも大切です。
・洗濯後はすぐに形を整えて陰干しをする
洗濯をしたら早めに洗濯機から取り出して、裾側から振りながら形を整えます。生地の劣化・縮み・黄ばみ・毛羽立ちを防止するために、乾燥機の使用は避けた方がよい場合もあるようです。
直射日光は日焼けや黄ばみの原因になりやすいため、干し方にも注意が必要です。日陰で風通しのよい場所に干すことがすすめられています。
ハイブランド白Tシャツはお金持ちだけのものではない! 上手に活用すればコスパよし
そのまま1枚で着てもインナーとしても1年中着用できる白Tシャツ。中にはソフトな手触りで着心地のよい、1枚1万円ほどするハイブランドの白Tシャツを購入する人もいるでしょう。
ハイブランドの白Tシャツは「お金持ちのもの」と考える人もいるようですが、耐久性や汚れにくさなどを考えると長期にわたって使用でき、着用頻度の高い人にとってはコスパのよいアイテムであるともいえます。
ハイブランドの白Tシャツを長く着用するために、汚れたらすぐに洗濯したり、風通しのよい日陰に干したりして、しっかり丁寧に手入れをすることも大切です。
白Tシャツには、さまざまなカラーのアウターやボトムスと合わせやすい特徴もありますから、ワンシーズン持つか分からない格安商品ではなく、品質や耐久性においてワンランク上のハイブランド白Tシャツを選んでみるのもよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー