更新日: 2024.09.30 その他家計

週に一回「1500円のランチ」をしていたら妻に「贅沢しないで」と言われました。都内のランチ代としては妥当な値段ではないのでしょうか?

週に一回「1500円のランチ」をしていたら妻に「贅沢しないで」と言われました。都内のランチ代としては妥当な値段ではないのでしょうか?
食事をすることが好きな場合、ランチやディナーにある程度のお金をかけるケースは珍しくないでしょう。中には仕事中のランチに1500円をかけている人もいるようですが、パートナーから「ぜいたくしないで」と言われてしまい、都内であれば妥当な値段ではないのか気になる人がいるかもしれません。
 
今回は都内のランチ代にかかる相場目安や、ランチにかける平均的な予算をご紹介します。あわせて、平日のランチの食べ方にどのような方法が取られているのかもまとめました。
FINANCIAL FIELD編集部

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都内のランチ代相場はどのくらい?

都内のランチ代相場は、1000~1500円程度が目安になるようです。例えば、飲食店予約サイトで新宿駅周辺を調査すると、1000円以下の予算で食べられるランチを提供する店舗は約700件程度とされています。一方で、1000~2000円の予算の場合は約800件程度と、1000円以下のお店よりも多く該当しました。
 
このことから都内で1500円のランチは特に高額ではないと考えられるでしょう。
 
ただし、何を食べているかやどの地域で食べているかによっては、若干高いと感じる可能性は十分にあります。また、個人の価値観によっても、ランチの1500円が高いかどうかは異なるかもしれません。
 
仮に週1回、1500円のランチを食べている場合、月におよそ6000円の出費が発生していると想定できます。自身の小遣いや好きに使えるお金の中でやりくりしているなら問題はないといえますが、そうでないのなら、ランチにかかる出費を見直す必要があることも覚えておきましょう。
 

ランチにかける平均予算は?

株式会社リクルートが実施したアンケート調査によると、平日のランチ予算の全体平均は452円となっていました。この中には自炊や外食、デリバリー、社食の利用などが含まれています。
 
全体の回答を見てみると、自炊や小売店で購入したものを食べている人の予算は400~600円前後と安い傾向にありました。対して、外食やデリバリーなどを利用している人の予算は、1200~1300円ほどと、自炊や小売店での購入に比べて2~3倍程度の金額となっています。
 
上記の金額を基に考えるのであれば、外食でランチを食べる場合に1500円かかっているのは、比較的妥当な金額と考えられるでしょう。
 

平日のランチの食べ方はおもにどのような方法が取られている?

同調査によると、平日のランチの食べ方の割合として、以下の内容と数値が発表されていました。

●自炊、または家族等が作った食事:31.1%
●小売店(コンビニやスーパーマーケット等)や飲食店で購入した食事:20.4%
●自分、または家族等が作った弁当:19.2%
●社食、学食:8.5%
●外食店内での食事:7.8%
●会議の弁当や給食、ケータリングや病院食等、自分以外が用意した食事:2.5%
●出前、デリバリーした食事:1.7%

上記の結果を見ても分かるように、自炊や家族が作った食事を食べている人の割合が全体の3割以上を占めています。ランチに外食をしている人の割合は7.8%となっており、割合としてはそれほど多くはないでしょう。
 
実際にかかるランチ代との兼ね合いもあると考えられますが、上記のような結果があることも理解したうえで、ランチの食べ方を選ぶのもよいかもしれません。
 

1500円のランチ代が高いか安いかは人によって異なるが、都内であれば極端に高額ではないと考えられる

都内でランチを食べる場合の相場は、1000~1500円程度が目安になるようです。実際に何を食べるか、どのエリアで食べるかによっても異なると考えられますが、1回のランチであれば極端に高額とは言い切れないでしょう。
 
ただし、週に1回1500円のランチを食べている場合、月におよそ6000円の出費になることは理解しておく必要があります。月の小遣いの中でやりくりできるかどうかも重要になり、もし不足している場合は「ぜいたく」と捉えられる可能性もあるでしょう。
 
高いか安いかは人によって判断が異なりますが、これらの要素を加味しながら、大きな出費になっていないかを整理するとよいかもしれません。
 

出典

株式会社リクルート 働く人の平日ランチ「自炊」が最多も2年連続で減少 予算は、自炊以外のすべての食べ方で前年比増額のインフレ傾向 全体平均452円、「出前・デリバリー」1,368円、「外食」1,243円(3、6~7ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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