更新日: 2024.10.12 その他家計
母の「ストック癖」がすごいです。「安い時期に日用品をまとめ買いしている」といいますが、本当に節約になっているのでしょうか?
本記事では、日用品をまとめ買いしてストックしておくメリット・デメリットを解説するとともに、節約につなげるためのポイントを紹介します。まとめ買いは安く購入できる一方で、無駄な出費につながる可能性もあります。節約につなげるために、計画的に買い物をしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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日用品をまとめ買いしてストックするメリット
日用品をまとめ買いすると、買い物に行く交通費や時間を節約できます。また、セールやお買い得なイベントの日を狙って利用すれば、ポイント付与率がアップしたり、より多くの割引を受けられたりするでしょう。単にまとめ買いをするよりも、さらにコストを大幅に抑えられるといえます。
また、実店舗だけではなく、ネットスーパーでもまとめ買いをするとお得になることがよくあります。例えば、1000円以上の買い物でポイント2倍付与、5000円以上で送料無料など、お店によってさまざまなキャンペーンが開催されています。
こうしたキャンペーンをうまく利用して買い物の回数を減らせれば、無駄な買い物を抑えられるでしょう。不要なものまでつい買ってしまう癖がある人は、まとめ買いにより衝動買いの頻度も減らせます。
日用品をまとめ買いしてストックするデメリット
まとめ買いをして自宅に多くの日用品をストックしておくと、たくさんあるから、と油断して消費量が増えてしまう可能性があります。
また、自宅に十分なストックがあるにもかかわらず、新商品や限定商品などを試してみたくなる人は、まとめ買いで無駄な買い物をしがちです。お金の消費癖や衝動買いの習慣がある人は、まとめ買いにより出費が増加してしまうおそれがあるため注意が必要です。
まとめ買いをする際は、消費する量や消費期限を考慮することが大切です。買いすぎれば使い切れず捨ててしまうリスクがあるため、保存が利かないものや使用頻度が少ないアイテムは計画的に購入しましょう。
計画的にまとめ買いをすれば節約につながる
まとめ買いによるストックは、節約の大きな味方になりますが、ストックの効果を最大限に引き出すためには計画的な購入が欠かせません。
まずは、必要なものを事前にリストアップしておき、無駄なものを購入しない仕組みを作りましょう。日常的に使う消耗品や、長期保管が可能なものに絞って購入すれば、出費を抑えられるとともに無駄な廃棄が減ります。
例えば、トイレットペーパーやティッシュペーパー、洗剤などは毎日使用するものであるため、まとめ買いをしても確実に消費できるでしょう。
一方、まとめ買いの節約効果を高めるためには、安売りのタイミングを狙うのがポイントです。セールや特売の時期を事前に把握しておけば、まとめ買いによる節約効果をさらに高められるでしょう。
例えば、スーパーやドラッグストアでは、週末や月末に割引が行われる傾向があり、キャンペーン時期にあわせて購入するとさらに節約ができます。また、ネット通販のタイムセールや割引イベントを活用すれば、大きな割引を受けられるでしょう。
ストックを定期的にチェックするのも、節約には必要なことです。まとめ買いした日用品をどこにしまったか分からなくなったり、ストックしていること自体を忘れてしまったりすれば、不要なものの購入につながり、無駄遣いが増えてしまいます。
定期的にストックしているものをチェックして残量や消費ペースが把握できれば、適切なタイミングでまとめ買いができるようになるでしょう。無駄な買い物を減らせれば、節約につながります。
ストック癖はうまくコントロールすると節約につながる
日用品のまとめ買いは、計画的かつ適切なタイミングで行えば節約効果が期待できます。ただし、まとめ買いをする際は、必要なものをリスト化し、安売りのタイミングを見計らってから購入しましょう。
また、まとめ買いはお得に買い物ができるだけではなく、交通費や時間の節約にもつながります。無駄なものを買いすぎたり、ストックがあるからと消費量が増えたりしないように注意が必要です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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