更新日: 2024.10.22 その他家計
携帯代をポイントで支払うためポイ活に取り組んでいますが、ポイント欲しさに余計なものまで買ってしまいます……。むしろポイ活をやめたほうが節約になるのでしょうか?
しかし、ポイントが貯まるからといって余計なものを買ってしまうと、節約にならない場合があるため注意が必要です。
そこで本記事では、ポイ活で貯めたポイントの使い方や注意点を解説します。ポイ活が無駄にならないための方法もまとめているので、チェックしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ポイ活とは?
ポイ活とは「ポイント活動」を略した言葉で、その名のとおり買い物をしてポイントを貯める・使う活動のことです。クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の多くは、利用金額に対してポイント還元を受けられます。
買い物以外にアンケートに回答、アプリのダウンロード、特定のサービスへ申し込むなど、幅広い方法でポイ活に取り組めます。また、キャッシュレス決済に加えて、その店舗でしか使えない独自のポイントカードや各種ポイントプログラムのカード、バーコードを提示すれば、ポイントの二重取りや三重取りもできてお得です。
ポイ活は、基本的にクレジットカードや電子マネーなどで支払うだけなので、難しい手続きはありません。ただし、貯まるポイントは一律ではなく、クレジットカード会社などが定めています。ポイ活でたくさんのポイントを貯めたいのであれば、還元率の高さに注目してみてください。
貯めたポイントの使いみちは幅広い
ポイ活で貯めたポイントの使いみちは幅広く、さまざまな目的に使用できます。クレジットカードの請求金額や携帯電話料金に充当、登録口座へ自動でキャッシュバック、ギフトカードや商品と交換、マイルや他社ポイントへ交換など、自分の希望に合った方法でポイントを消費できるでしょう。
ポイ活で余計な支出が増える危険性が高い
ポイ活をする際は、ポイント欲しさに余計な支出が増えないように注意して取り組んでください。「この商品を購入すれば、〇ポイントプレゼント」「ポイント2倍」というように、ポイントアップのキャンペーンをクレジットカード会社や店舗が定期的に実施しています。そのようなときに、「あと〇円買えばポイントが貯まる」となることもあるでしょう。
本当に必要な商品を購入すればよいですが、ポイント欲しさに購入しても「実は使わなかった」「破棄した」となれば、ポイントが貯まっても節約効果は薄れてしまいます。
すべての人がポイ活で無駄遣いをするわけではありませんが、日頃から衝動買いする傾向の人は注意が必要です。余計なものを購入するようであれば、ポイ活に積極的に取り組まないでいたほうが節約効果は高いかもしれません。
ポイ活が無駄遣いにならないための方法
せっかくポイ活に取り組んだのであれば、無駄遣いをせず、節約につなげたいところです。ポイ活が無駄遣いにならないための方法は以下のとおりですが、いずれも簡単に行えるためチェックしてみてください。
●貯めるポイントや利用する支払い方法を絞る
●固定費の支払いでまとまった数のポイントを貯める
●無駄な支出がないか定期的に家計をチェックする
以下で、方法別に内容を解説します。
貯めるポイントや利用する支払い方法を絞る
使用中のキャッシュレス決済のすべてでポイントを貯めるのではなく、いくつかに絞ってみるとよいでしょう。複数の方法でポイントを貯めるとなると、管理が行き届かずポイントがどのくらい貯まっているか分からなくなり、思うようにポイントが貯まらない可能性があります。
固定費の支払いでまとまった数のポイントを貯める
家賃や水道光熱費、保険料、携帯電話料金など、毎月必ず発生する固定費の支払いをクレジットカードで行ってみてください。固定費を合算するとまとまった金額になり、効率よくポイントを貯められるからです。また、ポイントを継続的に貯められることも期待できるでしょう。
無駄な支出がないか定期的に家計をチェックする
家計のチェックを定期的に行い、無駄な支出がないか確認しましょう。家計簿などで管理をして、いつ・どこで・何を購入したか確認できれば、ポイント欲しさによる無駄な買い物を見つけて改善につなげられます。
ポイ活は無理のない範囲内でマイペースに取り組もう
ポイントが貯まる達成感から、ポイ活に積極的に取り組む人も多いでしょう。貯めたポイントをクレジットカードや携帯電話の料金に充てたり、ギフトカードや商品、ポイントやマイルと交換したりして活用すれば、効率的な家計管理が期待できます。
しかし、ポイント欲しさに余計な支出を増やす、ポイント獲得のためのキャンペーンに集中しすぎて、浪費につながらないように注意が必要です。普段の買い物の支払いをクレジットカードや電子マネーなどで行ったらポイントが貯まったというように、無理のない範囲内でポイ活に取り組みましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー