更新日: 2024.10.22 その他家計

結婚するとしても「結婚式」にお金を使いたくありません! できれば生活費用に充てたいのですが、これって「少数派」ですよね…?

結婚するとしても「結婚式」にお金を使いたくありません! できれば生活費用に充てたいのですが、これって「少数派」ですよね…?
結婚式はなにかとお金がかかるものです。結婚式にかかる費用を、生活費や新婚旅行に回したいと考えるカップルもいるでしょう。そこで今回は、結婚式を挙げる新婚世帯の割合と、結婚式を挙げない主な理由を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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結婚式を挙げる世帯はどれくらい?

マイナビウエディングが2023年に実施した調査によると、結婚したカップルのうち、結婚式を挙げたカップルの割合は45.3%でした。また、結婚式を挙げる予定のカップルは17.7%いるため、およそ半数以上のカップルが結婚式を挙げていることが分かります。
 

結婚式を挙げない理由は?

結婚式を挙げない理由として、主に以下のようなことが挙げられます。

●費用が高い
●準備する時間がない
●大勢の前に出るのが恥ずかしい

こちらでは、上記の理由について見ていきましょう。
 

費用が高い

結婚式を挙げない理由として、費用が高い点があげられます。
 
ゼクシー結婚トレンド調査2023によると、結婚式にかかる費用の平均総額は327万1000円で、平均招待客数は49.1人という結果が出ています。1人当たりの単価にすると、約6万7000円の費用がかかる計算です。
 
ただし、招待者の祝儀があるため、実質的な自己負担額は低くなる可能性があります。例えば、招待客数49人が3万円の祝儀を包んだ場合、総額は147万円になります。結婚式にかかる費用の平均総額327万1000円から差し引くと、自己負担額は180万1000円です。
 
式場によっては結婚式費用の分割払いに応じてもらえる場合もありますが、180万円ほどの費用がかかることには変わりありません。人によっては結婚式にお金をかけるよりも、生活費や貯蓄、新婚旅行にお金をかけたいと考える方もいるでしょう。とくに近年は、物価高により生活が圧迫されている世帯も多く、結婚式を挙げられる余裕がないカップルも多くいるかもしれません。
 

準備する時間がない

仕事が忙しいため、結婚式を挙げないカップルもいるようです。結婚式はお金を払うだけで済むわけではなく、料理の試食や催し物の準備などで事前に何度も打ち合わせをしなければならない傾向があります。
 
お互いの休みが合わなかったり、土日しか動けなかったりして、スケジュールがギリギリになってしまうケースも珍しくありません。
 
近年は男女がいずれも働くことは一般的であるため、結婚式の準備に十分な時間をかけられないと断念するカップルはこれからも増えることが予想されます。
 

大勢の前に出るのが恥ずかしい

大勢のゲストの前で手紙を読んだり催し物をしたりすることに、恥ずかしさを感じる人もいるかもしれません。大人数の披露宴や挙式をするのではなく、写真を撮るだけのフォトウェディングや、限られた友人や親族のみを招待するパーティー形式で結婚式をおこなうカップルも珍しくありません。
 

お金がないからと結婚式を諦める必要はない

今回紹介した調査の結果では、結婚したカップルのうち、結婚式を挙げたカップルの割合は45.3%でした。また、結婚式を挙げる予定のカップルは17.7%いるため、およそ半数以上のカップルが結婚式を挙げていることが分かります。
 
結婚式を挙げれば招待者から祝儀をもらえるものの、まとまったお金を負担しなければなりません。近年はフォトウェディングや少人数のパーティーを結婚式の代わりとするカップルも多くいるようです。費用がネックで式を挙げられないと悩んでいるカップルは、小規模で結婚式を挙げる方法を検討してみましょう。
 

出典

株式会社マイナビ 2023年 結婚・結婚式の実態調査
株式会社リクルート ゼクシィ結婚トレンド調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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