更新日: 2024.10.29 その他家計
高校生の娘から「iPhone16が欲しい」とねだられましたが、「14万円」もするので困っています。すでに購入した友だちもいるとのことですが、高校生には高価過ぎではないでしょうか…?
しかし、果たして本当に必要な買い物なのかとも考えてしまいますよね。本記事では、子どもからiPhone16が欲しいと頼まれた際、どのように判断すべきか解説します。
執筆者:山田麻耶(やまだ まや)
FP2級
iPhone16の価格
iPhone16は2024年9月に発売された、最新のiPhoneシリーズです。2024年10月時点の価格と性能を見てみましょう。
128GB:12万4800円
256GB:13万9800円
512GB:16万9800円
iPhone16には、新たにA18チップが搭載されています。これによりCPU性能が高まり、動作がよりスムーズになりました。さらに電力効率が良くなりバッテリーの持続時間も長くなっています。またカメラの位置が変わり、Apple社公式サイトでは「魔法のような写真とビデオを撮影できる」とうたっています。
高校生にiPhone16は必要?
iPhone16は性能が高い分、非常に高価です。14万円というのは、高校生が簡単に扱える金額ではありません。一方で、親が子どもに買ってあげるにしても高過ぎると感じる人もいるでしょう。
子どもが欲しいと言ったものを買うか悩んだら、最初に考えるべき点は「それが本当に必要なのか」という点です。スマートフォンは今や生活に欠かせないものですが、最新のiPhone16にしかない機能がどうしても必要かというと、多くの場合はそうではないでしょう。
使用用途が友人とのやりとりやインターネットの閲覧、写真撮影だけの場合、安易に買い与えるのではなく、慎重に判断することが求められます。
ほかの選択肢も検討しよう
金銭的にiPhone16の購入が難しい場合、ほかの選択肢も視野に入れてみましょう。例えば、数世代前のiPhoneや中古のiPhoneなど、性能は十分で安いものもあります。
どうしてもiPhone16が欲しいという場合には、安く購入できる方法がないか子ども自身に調べさせてみましょう。家電量販店や通信事業者のキャンペーンを利用すれば、最新機種を少しでも安く購入できる可能性があります。
また本人にアルバイトをさせたり、お小遣いをためてから購入させたりする方法もあります。一時的に親が立て替えてお小遣いから分割して払わせるのも良いでしょう。欲しいものに対して子ども自身でどう取り組むかを考えさせることは、お金の大切さを学ぶ貴重な経験になります。
親子で話し合い金銭計画を立てよう
高校生の子どもからiPhone16が欲しいとねだられた際、その必要性や手に入れる方法などについて親子でしっかり話し合うことが大切です。「欲しいものはすぐに手に入るわけではない」ことや、「お金を計画的に使う」ことを教える絶好の機会になります。家庭の予算を守りつつ、子どもの気持ちを尊重した選択をしてくださいね。
出典
Apple(日本) iPhone 16とiPhone 16 Plusを購入
執筆者:山田麻耶
FP2級