更新日: 2024.11.05 その他家計
物価高で「散髪」の頻度を落としています。男で「4ヶ月に1回」ペースは期間を空けすぎでしょうか?
本記事では「4ヶ月に1回の散髪ペースは空けすぎか?」を考え、ヘアカットの頻度を決めるポイントを紹介します。散髪のペースを調整して、費用を節約したいと考えている方は参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
美容院でヘアカットしてもらう頻度
マイボイス株式会社が実施したアンケート調査によると、男女それぞれが美容院に行く頻度は、表1の通りです。
表1
男性 | 女性 | |
---|---|---|
月に1回 | 26.0% | 8.9% |
2ヶ月に1回 | 39.2% | 26.7% |
3・4ヶ月に1回 | 19.0% | 37.3% |
半年に1回 | 2.8% | 15.9% |
※マイボイス株式会社「ヘアカットに関するアンケート調査」より筆者作成
アンケート結果からみると、男性のボリュームゾーンは2ヶ月に1回、女性のボリュームゾーンは3~4ヶ月に1回であることが分かりました。男性は髪の毛が短い傾向にあるため、こまめに髪を切る人が多いと考えられます。しかし、3〜4ヶ月に1回の人も2割ほどいます。
ヘアカットの頻度は髪質やヘアスタイルによる
前述通り、多くの場合男性は2ヶ月に1回散髪する人が多い傾向にあるようです。髪の伸び具合にもよりますが、髪は1ヶ月に約1cm伸びるといわれているため、2ヶ月経つとヘアスタイルに変化が現れる可能性があります。3ヶ月以上空けてしまうと、髪型が崩れるだけでなく、清潔感やビジネスシーンでの印象にも影響が出る可能性があります。
しかし、4ヶ月に1回のペースは必ずしも「空けすぎ」とは限りません。髪の質やスタイルによっては、長期間カットを必要としない方もいるでしょう。例えば、髪が伸びるのが遅い方や長めの髪型を好む方などの場合、4ヶ月間で伸びた髪でも違和感なく過ごせる場合もあるでしょう。
ヘアカットの頻度は費用とのバランスもみよう
ヘアカットの頻度を決める際、外見の清潔感や社会的な印象だけではなく、経済的な面も重要なポイントです。1回5000円のカットを2ヶ月に1回行うと年間で3万円かかりますが、頻度を4ヶ月に1回に減らせば年間1万5000円のコストを抑えられる可能性があります。
ただし、散髪の頻度を減らして見た目のケアがまったくできていなければ、ビジネスや日常生活での人間関係に影響を与える可能性があるかもしれません。そのため、どれくらいの頻度で散髪するかは、コストと外見のバランスを見極める必要があります。例えば、散髪を3ヶ月に1回の頻度にして、それ以外はセルフカットで清潔感のある外見を維持するのも方法の一つです。
4ヶ月に1回で年間1万5000円かかっていた費用も、セルフカットに切り替えれば0円です。道具代や電気代は発生しますが、美容院でカットしてもらうよりも節約できる可能性があります。また、セルフカットであれば時間があればすぐ実行できるメリットもあると考えられます。
男性で散髪頻度が3~4ヶ月に1回は2割ほどいる
生活費を節約するために散髪の頻度を減らすことは多くの人が考える対策の一つだと考えられます。男性で散髪の頻度が3~4ヶ月に1回のペースの方は2割ほどおり、髪型やライフスタイルによっては許容範囲内といえるでしょう。
ただし、清潔感が重要な仕事をしている方であれば、短めの周期で散髪するのがおすすめです。散髪代を抑えたいと考えている方は、これを機にセルフカットを取り入れ、見た目を整えていくのもよいでしょう。
出典
マイボイス株式会社 ヘアカットに関するアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー