中学生の娘から「3ヶ月に一回は縮毛矯正したい」と言われたのですが、費用が心配です。1年でどれだけのお金がかかるのでしょうか…？

服装や化粧など、外見の印象を左右する要素はいくつかあります。その中でも、重要な役割を担っているのが髪形です。
 
髪形一つで、印象が180度変化することも少なくありません。一般的なヘアカットだけでなく、理想の髪形によっては縮毛矯正などの施術も必要になるでしょう。
 
そこで、本記事では縮毛矯正にかかる費用について解説します。

縮毛矯正とは

縮毛矯正とは、髪を直毛の状態に固定する技術のことです。縮れ髪やカールの癖が強い髪などをストレートにできるため、見た目の変化はもちろん、髪自体が扱いやすくなる特徴があります。
 
ただし、時間経過とともに新しく生えてきた髪には縮毛矯正はかかっていないため、癖毛のままになります。そのため、綺麗なストレートヘアを維持するには、定期的に縮毛矯正をしなければいけません。
 
縮毛矯正をかけた髪は半永久的にストレートにできますが、全ての方におすすめできるわけではありません。縮毛矯正は髪へのダメージが割と強い施術です。
 
そのため、ダメージがひどい髪に縮毛矯正をかけると、髪がチリチリになってしまって綺麗なストレートヘアにならないケースがあります。縮毛矯正を検討しているなら、美容師に髪の状態を確認してもらったうえで、適切なメニューを決めましょう。
 
例えば、「髪の癖が強く、理想の髪形を作れない」「毛量が多いため、ボリュームを抑えたい」などの悩みを持つ方には、縮毛矯正がおすすめです。
 

縮毛矯正の費用相場

縮毛矯正の費用は店舗によって異なります。平均的な料金相場は1万5000円から2万円ほどですが、中には1万円を切る店舗も少なくありません。当然ですが、平均相場よりも高いケースもあります。
 
実際に足を運ぶ前に、公式サイトなどで料金を確認しておくと、想定外の出費にならずに安心できるでしょう。
 
1回の縮毛矯正の料金が1万5000円と仮定して、3ヶ月に1回施術するなら、年間で6万円の支出になります。ただし、3ヶ月の間に縮毛矯正以外の施術をする可能性もあります。例えば、前髪を整えたり、毛先などをカットしたりするかもしれません。
 
その場合は、年間で6万円の縮毛矯正費用に加えて、別途数千円から数万円の費用がかかるでしょう。
 

縮毛矯正費用を捻出するために

現状の家計では、縮毛矯正による支出に不安が残る場合、費用の捻出方法を検討する必要があります。費用分だけ収入を上げることがシンプルな方法ですが、容易に実践できることではありません。
 
収入を上げることが難しい状況では、日々の家計からの節約が効果的です。節約をすれば自由に使えるお金が増えるため、縮毛矯正の費用に充てても安心でしょう。節約方法の一例を以下にまとめました。

・電気やガスの料金プランを見直す
・スマホ料金を含め、通信における料金プランを見直す
・自炊をする
・食材はまとめ買いを心がける
・外出時は水筒を持参する
・キャッシュレス決済を利用し、ポイントを貯める
・不要なサブスクを解約する
・エアコンの掃除をこまめにしつつ、設定を見直す

固定費は手続きが煩雑なものの、一度見直せば半永久的に節約効果があるため、早めに取り組んでおきましょう。食費に代表される変動費は、少しずつでも日常的に意識することで確かな節約効果を望めます。
 
効果的な節約をするには、家計の現状を正しく把握することが肝心です。家計簿をつけながら、無駄な支出が多い部分を探ってみましょう。
 

縮毛矯正の年間支出は6万円ほど

店舗により異なりますが、1回あたりの縮毛矯正の料金相場は1万5000円〜2万円ほどです。つまり、3ヶ月に1回縮毛矯正をする場合、年間で6万円ほどの費用が掛かります。
 
さらに、縮毛矯正以外の施術をする可能性も高いことを考えると、年間で数千円から数万円の費用が別途必要になるでしょう。
 
縮毛矯正の費用を捻出するには、日常的な節約がおすすめです。特に、電気やガスなどの固定費の見直しは高い節約効果が見込めますので、早めに取り組んでみましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー