「毎日洗濯」はもったいない?わが家は“2日に1回”なのですが、毎日洗濯するのと水道光熱費はどのくらい変わるのでしょうか?
例えば、毎日1回の洗濯乾燥を2日に1回にした場合、水道光熱費はどのくらい変わるのでしょうか。本記事では、洗濯にかかるコストをおさえるコツについてもご紹介します。
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目次
洗濯から乾燥までにかかる水道光熱費は?
まずは、洗濯から乾燥までを1回行った場合にかかる水道光熱費を確認してみましょう。
シャープ株式会社の「洗濯乾燥機の選び方ガイド」によると、洗濯~乾燥容量6キログラムの縦型洗濯乾燥機とドラム式洗濯乾燥機を例に挙げた場合の水道代と電気代は表1のようになっています。
表1
| 縦型洗濯乾燥機 | ドラム式洗濯乾燥機 | |
|---|---|---|
| 標準使用水量 | 約88リットル | 約49リットル |
| 1回あたりの水道代 | 約23.1円 | 約12.8円 |
| 消費電力量 | 約2200ワットアワー | 約590ワットアワー |
| 1回あたりの電気代 | 約68.2円 | 約18.3円 |
出典:シャープ株式会社「洗濯乾燥機の選び方ガイド」を基に筆者作成
表1の洗濯乾燥機の水道代と電気代を合計すると、縦型洗濯乾燥機が約91.3円、ドラム式洗濯乾燥機が約31.1円になります。毎日1回洗濯した場合、1ヶ月の水道光熱費は縦型が約2739円、ドラム式が約933円です。
「毎日1回」と「2日に1回」の水道光熱費はどのくらい変わる?
洗濯から乾燥までを毎日1回ずつ行った場合と、2日に1回行った場合の水道光熱費の違いを計算してみましょう。
2日に1回だと水道光熱費が約半分になると考えられるため、1ヶ月の水道光熱費は縦型が約1370円、ドラム式が約467円です。1年に換算すると、縦型の場合は約1万6440円、ドラム式の場合は約5604円の節約になります。
洗濯物の量が多い家庭では難しいかもしれませんが「少量ずつの洗濯物を毎日洗濯している」という家庭の場合は、2日に1回の頻度に減らすことを検討してもよいでしょう。
洗濯にかかるコストをおさえるコツ
洗濯の頻度を毎日から2日に1回に減らす以外にも、洗濯にかかるコストをおさえるコツがあります。
まず、洗濯機の運転時間を減らすために「お急ぎコース」や「スピードコース」を活用するとよいでしょう。洗濯物の汚れがひどいときは「標準コース」の方がよいかもしれませんが、そうでないときは短縮コースでも十分汚れを落とせるはずです。
また、乾燥機の稼働時間を減らすことも、電気代の節約につながります。洗濯が完了したら洗濯物をしっかりと脱水させてから乾燥にかけ、乾くまでの時間を短くしましょう。
乾燥フィルターが汚れていると余分な電力を消費するため、こまめに掃除することも大切です。すすぎの回数が増えないように、洗剤を入れすぎないようにしましょう。
そのほかにも、夜間など電気代が安くなる時間帯がある料金プランを契約している場合は、その時間帯を狙って洗濯乾燥機を使用すると節約につながります。
洗濯乾燥を「毎日1回」から「2日に1回」にすると年間約5000円~1万5000円の節約になる場合もある
ある洗濯乾燥機を例に挙げた場合、洗濯から乾燥までを1回行ったときの水道光熱費は、縦型洗濯乾燥機だと約91.3円、ドラム式洗濯乾燥機だと約31.1円になります。
毎日1回の洗濯乾燥を2日に1回にした場合の水道光熱費は約半分になり、年間では約5000円~1万5000円の節約になる可能性があります。
洗濯乾燥の頻度を減らす以外にも、洗濯機の「お急ぎコース」を活用したり、しっかり脱水させてから乾燥にかけたりする方法で水道光熱費を節約できるため、試してみるとよいでしょう。
出典
シャープ株式会社 洗濯乾燥機の選び方ガイド
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
