冬のエアコンは我慢すべき? 冬の暖房費を月3000円下げる現実的な方法はありますか?

配信日: 2026.01.11
この記事は約 3 分で読めます。
冬のエアコンは我慢すべき? 冬の暖房費を月3000円下げる現実的な方法はありますか?
電気代の高騰が続くなか、冬場の暖房費が家計を圧迫していると感じる人は少なくありません。特にエアコン暖房は「電気代が高い」というイメージが強く、「なるべく使わないほうがいいのでは」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。一方で、寒さを我慢しすぎると体調を崩すリスクもあります。
 
暖房を完全にやめるのではなく、使い方を工夫することで負担を抑えられる可能性もあります。本記事では、一般的なエアコン暖房の電気代を試算したうえで、冬の暖房費を月3000円程度下げる現実的な方法を考えます。
FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

冬のエアコン暖房、電気代はどれくらいかかる?

まず、一般的なエアコン暖房の電気代を確認してみましょう。ここでは、12畳用エアコンを1日8時間、1ヶ月(30日)使用した場合を想定します。
 
暖房時の消費電力は機種や設定温度、外気温などによって大きく変わりますが、経済産業省資源エネルギー庁の「省エネ性能カタログ2025年版」によれば、平均的には約1.0kWとされており、電気料金単価を1kWhあたり31円とすると、1時間あたりの電気代は約31円になります。
 
この条件で計算すると、「31円×8時間×30日=約7440円」となり、エアコン暖房だけで月7000円台の電気代がかかる計算です。
 
実際には、外気温が低いほど暖房負荷が大きくなり消費電力量が増えるため、寒さの厳しい日が多い地域や期間では、ここでの試算より月間の電気代が高くなるケースも考えられます。
 

暖房費を月3000円下げるのは可能か

月7000円前後かかるエアコン暖房費を、月3000円下げるとなると、単純に考えれば4割程度の削減が必要になります。エアコンを我慢して使わないという選択もありますが、現実的には体調や生活の快適さとのバランスが重要です。
 
そこで、完全に暖房をやめるのではなく、使い方や環境を見直すことで、支出を抑える方法を考えてみます。
 

設定温度と運転方法を見直す

エアコン暖房の電気代を抑えるうえで、まず見直したいのが設定温度です。経済産業省資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」では、外気温が6度のときに、2.2kWのエアコンの暖房設定温度を21度から20度に下げ、1日9時間使用した場合、年間で約1650円の節約になると試算されています。
 
この試算からも分かるとおり、設定温度をわずか1度下げるだけでも、電気代には一定の差が生じます。月換算では100円台と小さく見えるものの、冬場全体で見れば無視できない金額です。特に、在宅時間が長くエアコンの稼働時間が多い家庭ほど、効果は大きくなります。
 
また、運転方法も重要なポイントです。短時間の外出であれば、こまめに電源を切るよりも、弱めの設定で連続運転したほうが消費電力を抑えられる場合があります。起動時には多くの電力を使うため、使用状況に応じて運転方法を調整することが、無理のない節約につながります。
 

補助暖房と断熱対策を組み合わせる

エアコンだけに頼らず、こたつや電気毛布などの補助暖房を併用するのもひとつの方法です。これらは消費電力が比較的低く、体を直接温めるため、エアコンの設定温度を下げても寒さを感じにくくなります。
 
さらに、カーテンを厚手のものに替えたり、窓に断熱シートを貼ったりすることで、室内の熱が逃げにくくなります。断熱対策によって暖房効率が上がれば、エアコンの稼働時間や出力を抑えることができ、結果として電気代の削減につながります。
 

まとめ

今回の試算によれば、平均的な消費電力の12畳用エアコンを1日8時間使用した場合、暖房費は月7000円前後になるケースがあります。エアコンを我慢して使わないのではなく、設定温度の調整や運転方法の見直し、補助暖房や断熱対策を組み合わせることで、月1000~3000円程度の削減も見込める可能性があるでしょう。
 
暖房費を抑えつつ快適に過ごすためには、生活スタイルに合った方法を選び、無理のない範囲で工夫を重ねていくことが大切といえるでしょう。
 

出典

経済産業省資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2025年版 エアコン 省エネ性能一覧(35ページ)
経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約 エアコン
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

  • line
  • hatebu
【PR】 SP_LAND_02
FF_お金にまつわる悩み・疑問