【加湿器】夫は「電気代がかかるけど加熱式がいい」と言います。24時間使うので、安い「気化式」がいいと思うのですが、電気代はそんなに“高くなる”のでしょうか? 種類ごとの消費電力を確認

配信日: 2026.01.18
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【加湿器】夫は「電気代がかかるけど加熱式がいい」と言います。24時間使うので、安い「気化式」がいいと思うのですが、電気代はそんなに“高くなる”のでしょうか? 種類ごとの消費電力を確認
冬は空気が乾燥しやすく、のどや肌の不調を防ぐために加湿器を使う家庭が増える季節です。乾燥対策として、24時間加湿器をかけっぱなしにしている家庭もあるでしょう。
 
一方で、加湿器にかかる電気代が気になる人もいることでしょう。加湿器は加湿する方式によって消費電力が大きく異なり、同じ時間使用しても電気代に差が出ることがあります。
 
本記事では、加湿方式ごとの加湿器の特徴や消費電力の違い、24時間使用した場合の電気代について解説します。
東雲悠太

FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

加湿器にはどんな種類がある?

加湿器には、加湿する方式によって4つの種類があります。それぞれの加湿方式の特徴は次の通りです。
 

気化式

気化式は、水を含ませたフィルターに風を当てることで、水分を気化させて加湿する方式です。水を加熱しない仕組みのため、消費電力を抑えやすい点が特徴とされています。加湿する力を高めるためには送風量が多くなり、モーターやファンの音がうるさく感じるかもしれません。
 

加熱式(スチーム式)

加熱式は、水を加熱して蒸気を発生させる方式です。比較的短時間で湿度を上げやすく、加湿力を重視する人に向いています。水を沸かすため、ほかの方式に比べて消費電力が大きくなりやすい傾向があります。
 

超音波式

超音波式は、超音波の振動によって水を細かいミスト状にし、空気中に放出する方式です。加熱しないため、消費電力は比較的少ないとされています。水を加熱しない方式なので、タンク内の水や本体を清潔に保つ必要があります。
 

ハイブリッド式

ハイブリッド式は、気化式をベースに、ヒーターなどを組み合わせて加湿効率を高めた方式です。加湿スピードと消費電力のバランスを取りやすい点が特徴です。消費電力は気化式と加熱式の中間ぐらいのものが多いです。
 

加湿器の消費電力差はどれくらい?

実際の製品カタログに記載されている消費電力を参考に、加湿方式ごとの消費電力の違いを一例として見てみましょう。今回は8~14畳程度の一般的なリビングや寝室での使用を想定したモデルで比較しています。それぞれの方式の消費電力は次の通りです。
 

・気化式:8ワット
・超音波式:30ワット
・ハイブリッド式:163ワット
・加熱式:410ワット

 
消費電力が最も小さい気化式と、大きい加熱式を比べると、ワット数には50倍以上の差があります。このように、同程度の部屋サイズに対応する加湿器でも、種類によって必要となる電力量には大きな違いがあります。
 

24時間つけっぱなしにした場合の電気代は?

先ほどの消費電力を元に、加湿器を24時間使用した場合の電気代を計算してみましょう。電気料金単価は電力会社やプランによって変わるため、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安単価(1キロワットアワーあたり31円)を使用して計算します。
 

・気化式:約6円(1時間あたり約0.25円)
・超音波式:約22円(約0.93円)
・ハイブリッド式:約121円(約5.05円)
・加熱式:約305円(約12.71円)

 
気化式と加熱式を比べると、24時間で299円の差が生じる計算です。1ヶ月使い続ける場合、約9000円と大きな金額差になります。
 
なお、使用機器や使用状況、電機会社の契約内容によって金額は変わります。
 

目的に合った加湿器を選ぼう

加湿器は加湿方式によって消費電力が大きく異なります。8~14畳程度の一般的なリビングや寝室で24時間使用した場合、最も消費電力の差が大きい気化式と加熱式では、1日あたり299円、1ヶ月では9000円近い電気代の差が生じることもあります。
 
電気代を抑えたい場合は気化式や超音波式、加湿力を重視する場合はスチーム式など、目的に応じた選択が重要です。加湿器の性能と電気代の両面を理解したうえで、自分に合った加湿器を選びましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A
 
執筆者 : 東雲悠太
FP2級、日商簿記3級、管理栄養士

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