実家暮らしの社会人の息子が、在宅勤務になって一日中エアコンとパソコンをつけっぱなし! 家族に光熱費を負担してもらうラインはどこで決めるべきでしょうか?

配信日: 2026.01.21
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実家暮らしの社会人の息子が、在宅勤務になって一日中エアコンとパソコンをつけっぱなし! 家族に光熱費を負担してもらうラインはどこで決めるべきでしょうか?
在宅勤務が始まると、家にいる時間が一気に増えます。エアコンもパソコンも動かし続ければ、電気代が上がるのは自然です。ただ、家族の中でいきなり請求額だけを見て負担を求めると、本人は納得しにくく、家族もモヤモヤが残りがちです。揉めにくい決め方は、増えた分を見える化する方法です。
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まずは請求額ではなく使用量で増えた分を確認する

電気料金は、契約容量で決まる基本料金と、使った分で決まる電力量料金が中心で、そこに再エネ賦課金が加わります。さらに燃料費調整額もあり、燃料価格や為替の影響で月ごとに上下します。
 
つまり、同じ生活でも請求額だけが増減する月があるため、金額だけで息子さんのせいと決めつけるのは危険です。まず検針票で、在宅勤務前後の使用量(kWh)がどれだけ増えたかを確認するとよいでしょう。
 
スマートメーターが入っているなら、使用状況の見える化がしやすくなります。スマートメーターは送配電事業者が自動で計量し、HEMSなどを通じて見える化が可能と説明されています。日別や時間帯で増え方が分かると、話し合いが感情論になりにくいです。
 

負担ラインの決め方は、増加分方式か定額方式が揉めにくい

家族が納得しやすいルールは、だいたい次のどちらかに落ち着きます。
 
1つ目は増加分方式です。たとえば在宅勤務前の同じ季節(直近3か月、または前年同月)の使用量を基準にし、そこから増えたkWh分だけを負担にしする方法です。
 
金額に直すときは、電気代合計を使用量で割って実質単価を出し、増えたkWhに掛け算すると現実に近い数字になります。単価は燃料費調整などで動くので、実質単価で計算する方が納得感が出やすいです。
 
2つ目は定額方式です。毎月いくらと決めてしまう方法で、家計管理は楽です。ただ、節電しても本人の支払いが変わらないため、つけっぱなしの抑止になりにくい面があります。最初は定額で始め、使用量の増え方が見えてきたら増加分方式に移す、という段階的なやり方もおすすめです。
 
また、電気代だけを切り出すと揉めやすい家庭もあります。その場合は、在宅勤務で増える負担として電気代の増加分を本人負担にし、食費や日用品は別の基準で分担するなど、テーマを分けると会話が整理されます。
 

負担の話を前向きにするコツは、節約の選択肢も一緒に出すこと

負担を求めるだけだと、本人は罰のように感じやすいです。先に、快適さを守りながら減らせる工夫を一緒に出すと、受け入れられやすくなります。
 
たとえばエアコンは、冬の暖房時の室温は20℃を目安にする、冷房は必要なときだけつける、フィルターを月1回か2回清掃するといった省エネの方法があります。家庭内のルールとして、フィルター掃除は本人担当にするだけでも、負担のバランスが取りやすくなります。
 
パソコンは、離席時にスリープにする、画面の明るさを下げる、周辺機器を使わない時は切るなど、仕事の邪魔になりにくい対策から始めると続きます。
 

基準を作り、増えた分だけ負担してもらうのが公平

在宅勤務で電気代が上がるのは自然ですが、電気料金は燃料費調整などで月ごとに動くため、請求額だけで負担を決めると不満が出やすくなります。
 
まずは使用量(kWh)を見て、在宅勤務前より増えた分を把握し、その増加分を本人負担にするルールにすると、家族の納得感がそろいやすいです。スマートメーターがある家庭は見える化を活用し、エアコンの使い方も合わせて見直せば、負担の話が家族の協力に変わりやすくなります。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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