わが家は毎晩1回「追い焚き」をしています。そのせいか毎月2万円超えの光熱費に…。追い焚きをしないとどれくらい節約できますか?

配信日: 2026.02.12
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わが家は毎晩1回「追い焚き」をしています。そのせいか毎月2万円超えの光熱費に…。追い焚きをしないとどれくらい節約できますか?
家族の入浴時間がずれる家庭などでは、追い焚き機能が欠かせないというケースも少なくありません。
 
一方で、光熱費が毎月2万円を超えてくると、「追い焚きがガス代を押し上げているのでは」と気になることもあるでしょう。実際、平均的な家庭と比べてどの程度の水準なのか、追い焚きをやめるとどれくらい節約につながるのかは、数字で確認することが重要です。
 
本記事では、平均的な光熱費水準を踏まえたうえで、追い焚き1回あたりのガス代と、継続した場合の家計への影響を整理します。
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平均的な家庭の光熱費はどれくらいか

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)二人以上の世帯 2025年」によると、二人以上世帯における1ヶ月あたりの平均的な光熱費(電気代・ガス代・その他の光熱費の合計)は1万9477円とされています。
 
この数値と比べると、「毎月2万円を超えている」という状況は、平均よりやや高い水準に位置づけられます。もちろん、住居の広さや地域、使用するエネルギーの種類などによって差はありますが、平均をひとつの目安とすると、光熱費の中に見直せる要素が含まれている可能性も考えられます。
 

追い焚きは1回でいくらかかり、積み重なるとどれくらいになるのか

追い焚きにかかるガス代は、温度をどれだけ上げるか、浴槽内の水量、給湯器の効率などによって決まります。今回は、条件を固定したうえで試算してみます。前提条件は、以下の通りです。


・追い焚き時の上昇温度:20度から40度(上昇温度20度)
・水量:200リットル
・発熱量:1万750キロカロリー/立方メートル
・熱効率:80%
・ガス料金単価:1立方メートルあたり130.46円

ガス使用量は「上昇温度×水量÷(発熱量×熱効率)」で求められます。数値を当てはめると、「20度×200リットル÷(1万750キロカロリー/立方メートル×80%)=約0.465立方メートル」となります。
 
これにガス料金単価を掛けると、「0.465立方メートル×130.46円/立方メートル=約61円」となり、追い焚き1回あたりのガス代は、約61円と試算されます。この追い焚きを毎晩1回行った場合、1ヶ月(30日)では、「約61円×30日=約1830円」となります。
 
さらに年間で見ると、「約1830円×12ヶ月=約2万2000円」となり、追い焚きだけで年間2万円を超えるガス代が発生している可能性があります。
 

追い焚きを控えると、光熱費はどれくらい下がるのか

仮に、入浴時間をできるだけまとめる、浴槽のフタや保温シートを活用するといった工夫により、追い焚きをしない日を増やせば、この月1800円前後、年間2万円超の支出を抑えられる計算になります。
 
「1回60円程度」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、毎日積み重なることで、家計全体では無視できない差になります。平均的な光熱費が月1万9477円であることを踏まえると、追い焚き分だけで平均との差の多くを占めているケースも考えられます。
 

追い焚きを減らすための現実的な工夫

追い焚きを完全にやめるのが難しい家庭でも、回数を減らす余地はあります。例えば、家族の入浴間隔をできるだけ短くする、浴槽にフタをする、保温性の高いシートを使うといった方法です。
 
こうした工夫により、お湯の温度低下を抑えられれば、追い焚きの回数や加熱時間を減らせる可能性があります。その結果、ガス代の増加を緩やかにする効果が期待できます。
 

まとめ

総務省統計局の家計調査によると、二人以上世帯の平均的な光熱費は月1万9477円です。今回のように毎月2万円を超えている場合、平均よりやや高い水準にあり、その要因のひとつとして追い焚きが影響している可能性があります。
 
今回の条件で試算すると、追い焚き1回あたりのガス代は約61円、毎日続けると月1800円前後、年間では2万円を超える負担になる可能性があります。
 
追い焚きを完全にやめるのが難しくても、回数を減らす、保温を意識するといった工夫を重ねることで、光熱費全体を抑える余地はあります。光熱費の内訳を確認しながら、無理のない範囲で見直していくことが現実的といえるでしょう。
 

出典

e-Stat政府統計の総合窓口 総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 2025年 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 表番号1-1 都市階級・地方・都道府県庁所在市別 二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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