子どもが進学してから「食費」と「通信費」が一気に増えました。しかし、何を基準に優先して削ればよいのか分かりません。無理なく節約するには、まずどこから手をつけるべきなのでしょうか?
特に増えやすいのが「食費」と「通信費」です。例えば中学校、高校と、子どもの成長期と重なるこの時期は、食事量の増加、部活や塾による外食、スマートフォンの契約や通信費の増加など、原因は数多くあります。
そこで、この記事では、そんな時期でも無理なく節約し、家計を維持するために必要な家計の見直し方を解説します。
行政書士
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。
まずは削るべき順番をつける
無理なく節約するコツは、節約する支出に優先順位を付け、すべてを我慢する方針にしないことです。何でもかんでも我慢して節約していこうとしても、家族のストレスが増え、長続きしません。
そのため、基本的には下記のいずれかに該当するものを、下記の優先順位で削っていくようにします。
1.無駄が混ざりやすい支出
2.満足度が低い支出
3.代替手段がある支出
例えば、食費や家賃、通信費などが上記に当てはまるでしょう。逆にいえば、学費などは上記には当てはまらないでしょう。とはいえ、当てはまるかどうか、そしてどこの順位にそれが当てはまるかは世帯によって異なります。この点は世帯の実情に応じて柔軟に考えてみてください。
削る際は無理しないことも大切
実際にどこを削るかポイントを見つけたら、次は削り方が大切です。例えば、わかりやすい通信費を例に考えていきましょう。通信費の場合、下記のようなポイントを中心に見直し、削っていきます。
・格安SIMではなく高額な大手の通信会社を使っていないか
・契約上のデータ容量が必要以上に大容量となっていないか
・使っていないオプションが付いていないか
・家族割や電気・ガスとのセット割など割引が適用されているか
上記のポイントを見直すことで、通信会社によるところはありますが、1人当たりの通信料を5000円以下に抑えることが比較的容易になります。
仮に、現在1人当たり8000円の通信料を支払っているとして、それを5000円に抑えたとしましょう。家族が4人いるとすれば、毎月1万2000円もの節約が可能になるわけです。
特に、楽天モバイルやahamoなど、格安SIMへの変更は、大手通信会社との契約に比べて低価格の契約プランがあり、通信費の節約を比較的容易に実現できるためおすすめです。
収入を増やすことも視野に
支出を削って節約し、貯金を……というのは難しいこともあります。それにそもそも削るべき支出がこれ以上ない状態にある世帯もあるでしょう。
それを踏まえ、支出を削るだけではなく、収入を増やすことも可能であれば検討してみてください。例えば、進んで残業をしてみたり、副業をしてみたりするなどです。ほかにも、NISAなどで長期的な投資を行うこともよいでしょう。
もちろん、収入を増やすのは節約以上に難しい面もあるかもしれません。しかし、場合によっては、節約よりも結果的に余裕が生まれることもあるので、検討する価値は十分にあります。
まとめ
子どもの進学直後は何かと支出が増え、家計のやりくりは簡単ではないかもしれません。しかし、順序立てて節約できる支出はないか見直していくことで、無理なく支出を減らし将来に向けて貯金をしていくことも可能になります。
もし、支出が増え何をどう削ったらいいか分からないときは、まずは落ち着いて家計の状況を整理し、無理のないように節約していくようにしてください。
執筆者 : 柘植輝
行政書士
