【検証】高性能ドライヤーは「2万5000円」と高価でも「3000円モデル」より“電気代が安い”!? 4人家族なら何年で元が取れる? 乾くまでの時間もあわせ比較!

配信日: 2026.04.21
この記事は約 3 分で読めます。
【検証】高性能ドライヤーは「2万5000円」と高価でも「3000円モデル」より“電気代が安い”!? 4人家族なら何年で元が取れる? 乾くまでの時間もあわせ比較!
近年、家電量販店での販売が増えている高性能ドライヤー。髪を早く乾かせるうえ、髪や地肌をやさしくケアしてくれる、と人気を集めています。高性能であるだけに、値段は一般的なドライヤーの2倍以上することも多いですが、「早く乾く分、電気代が安くなるのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。
 
今回は、筆者が実際に高性能ドライヤーと一般的なドライヤーの使用時間を比較し、4人家族で使った場合の電気代の節約額を試算します。
中村まほ

FP2級、AFP

高性能ドライヤーと一般的なドライヤーでは、5万円近くの価格差も

家電量販店やAmazonなどで買える高性能ドライヤーは、速乾、温度自動調整、髪質改善などの特徴があり、価格帯は2万~5万円程度のものが中心です。一方、一般的なドライヤーは3000~1万円程度が中心です。そのため、高性能ドライヤーと一般的ドライヤーとでは、ものによっては5万円近くの価格差が生じます。
 

高性能ドライヤーと一般的なドライヤーで、1回あたりの電気代の差は?

高性能ドライヤーと一般的なドライヤーを比較すると、乾かす時間に差があり、その時間差が電気代の差につながります。今回、検証のために筆者が使ったドライヤーは次のとおりです。
 

【高性能ドライヤー】
87saku(ハナサク) ドライヤー(2万4900円)
 
【一般的なドライヤー】
コイズミ ヘアドライヤー ホワイト KHD-9620/W(2930円)

 
価格差は2万1970円、ワット数はいずれも1200ワットです。
 
実際に2台のドライヤーをそれぞれ使って、肩より少し下まである長さの髪を乾かしてみると、それぞれにかかった時間は、以下のとおりでした。
 

・87saku(高性能):4分半
・コイズミ(一般的):6分

 
電気料金は、基本的に使った電力量(キロワットアワー)×単価(円)で求めます。今回は単価を35円として計算します。
 

・87saku(高性能):1200ワット÷1000×0.075時間×35円=3.15円
・コイズミ(一般的):1200ワット÷1000×0.1時間×35円=4.2円

 
よって、87saku(高性能)のほうが1回あたり1.05円、電気代が安くなることが分かります。
 

4人家族で使う場合、1年間の電気代の差は?

ドライヤーを家族4人で毎日使う場合、高性能のものと一般的なものでは、1年間の電気代はどれくらいの差になるでしょうか。
 
筆者の髪の長さは、ロングヘアとショートヘアのちょうど真ん中くらいのため、筆者がかかった時間をそのまま4倍にして計算します。すると、1.05円×4人×365日=1533円の差になることが分かりました。
 
ドライヤーの価格差は2万1970円のため、電気代の節約だけで元を取るには14年ほどかかります。

家族で使う場合は、高性能ドライヤーのメリットを感じやすい

高性能ドライヤーは電気代が安いからといって、一般的なドライヤーとの価格差以上の経済的メリットを得るのは簡単ではないということが分かりました。ただ、家族が多い場合や、朝も夜もドライヤーを使用する場合は、電気代節約のメリットは先ほどのシミュレーションよりも大きくなります。
 
また、一般的ドライヤーのほうが壊れやすく、買い替えのサイクルが短いとされるため、高性能ドライヤーよりも早くに数千円のドライヤーを購入する必要が出てくる場合もあるでしょう。
 
さらに、乾かす時間の差である1分半は1人1年間分だと9時間以上、家族4人なら36時間以上になることも見逃せません。高性能ドライヤーを買って家族で長く使うことで、家族全員で髪質を大切にしたり、帰宅後の忙しい時間を少しでも一家で長く過ごしたりすることには、お金以上の価値があるとも考えられます。
 
高性能ドライヤーを買おうか迷っている人は、価格のほか、こうした機能や時間面での差も、購入を検討する参考にしてください。
 
執筆者 : 中村まほ
FP2級、AFP

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にまつわる悩み・疑問