夫は「節水シャワーヘッドなんて気休め」と言いますが、私は「水道代」を少しでも下げたいです。4人家族で使った場合、1ヶ月でどれくらい節約できるのでしょうか?
今回は、節水シャワーヘッドの仕組みや、4人家族で使用したときの節約できる金額の例、利用時の注意点などについてご紹介します。
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節水シャワーヘッドの仕組み
節水シャワーヘッドは、お風呂の通常のシャワーヘッドと交換することで水道代の節約につながるとされているアイテムです。シャワーヘッドに空いた穴を小さくして水圧を強めることで、使い心地は通常のシャワーヘッドと変わらず、使用する水の量を減らせます。
節水シャワーヘッドにもさまざまな種類があり、ミスト状で噴出され、肌への刺激をおさえられるものもあります。
水圧を強くしたりミスト状にしたりする操作を手元で切り替えられる節水シャワーヘッドもあり、体の部位に応じて使い分けが可能です。
4人家族だとどれくらい節約できる?
今回は、以下のような条件で通常のシャワーヘッドと節水シャワーヘッドを使用したときの水道代やガス代の差を求めましょう。
・1ヶ月を30日とする
・シャワーを4人家族が10分流しっぱなしで使用
・通常のシャワーヘッドは1分間のシャワー流しっぱなしで12リットル使用
・水道料金は東京都水道局が公表している目安の1リットル当たり0.24円
・お湯は15度から40度まで水温を上昇させる
・ガス代の基準単価は東京ガス株式会社の「一般料金表B表」基準単位料金130.46円/立方メートルとする
・熱効率は0.9
・発熱量が1万750キロカロリー
・節水シャワーヘッドは水の使用量を30%削減する
まず、水道代は「使用した水道量×1リットル当たりの水道料金」で計算できます。今回の場合、通常時に使用した水道量は「12リットル×10分×4人×30日」で1万4400リットルです。1リットル当たりの水道料金をかけると「1万4400リットル×0.24円」で、1ヶ月当たり3456円の水道代がかかります。
東京ガス株式会社によると、ガス代は「水温の温度差×水量÷熱効率÷発熱量×従量単価(基準単位料金)」で求められます。計算式に当てはめると、通常のシャワーヘッドを使用したときのガス代は「25度×1万4400リットル÷0.9÷1万750キロカロリー×130.46円/立方メートル」です。計算すると、1ヶ月当たりのガス代は約4854円になります。
一方、節水シャワーヘッドは水道量を30%節約できるため、使用水道量は1ヶ月で「1万4400リットル×70%」で1万80リットルです。水道代は「1万80リットル×0.24円」で約2419円となり、1037円の節約になります。
水道使用量を節約できるとガス代も減少し、「25度×1万80リットル÷0.9÷1万750キロカロリー×130.46円/立方メートル」で約3398円です。1456円の節約ができます。
水道代とガス代を合計すると、1ヶ月で2493円の節約になります。
節水シャワーヘッドを利用するときの注意点
節水シャワーヘッドを購入する前に、自宅のシャワーヘッドが交換可能なものかを必ず確認しておきましょう。メーカーによっては、シャワーヘッドの取り外しができなかったり、専用の取り付け器具が必要になったりするケースがあります。シャワーヘッドの取り外しができない場合は、ヘッドだけでなくホースごと交換が必要です。
また、シャワーヘッドのみを交換できる場合、接続部分に隙間ができないようにしましょう。隙間があると、底から水が漏れ本来の節水能力を発揮できない可能性があります。
水道代だけでも1ヶ月約1000円の節約になる可能性がある
節水シャワーヘッドは、シャワーヘッドの穴を小さくして水圧を高めることで、使用する水道量を減らせるアイテムです。節水シャワーヘッドにすると、水道代やガス代の節約効果が期待できます。
今回の条件では、水道代だけでも月に1037円、ガス代と合計すると月に2493円の節約につながる結果でした。条件によって節約できる金額は変わりますが、シャワーをよく使う家庭ほど費用負担の軽減につながるでしょう。
出典
東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
東京ガス株式会社 ガス料金表 料金単価計算表
東京ガス株式会社 給湯器の光熱費を節約する方法やポイントを徹底解説
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
