梅雨シーズンの洗濯物、乾かすなら「浴室乾燥」と「エアコン除湿」どちらがお得? 1ヶ月使った電気代を比較

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梅雨シーズンの洗濯物、乾かすなら「浴室乾燥」と「エアコン除湿」どちらがお得? 1ヶ月使った電気代を比較
梅雨になると洗濯物が乾きにくくなり、生乾きのにおいに悩まされる人も少なくありません。外干しが難しい日は、浴室乾燥機やエアコンの除湿機能を利用する家庭もあるでしょう。
 
しかし、毎日のように使うとなると気になるのが電気代です。便利な機能であっても、想像以上に電気代がかかるのであれば利用をためらう人もいるでしょう。
 
そこで今回は、浴室乾燥機とエアコンの除湿機能を1ヶ月使用した場合の電気代を比較します。なお、電気代は「1kWhあたり31円」で計算しています。
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浴室乾燥を1ヶ月使った場合の電気代

浴室乾燥機の消費電力は機種によって異なりますが、一般的には1200~1500W程度とされています。今回は1250W(1.25kW)の機種を想定して計算します。
 
洗濯物を乾かすために1日3時間使用すると、1日の消費電力量は1.25kW×3時間で3.75kWhとなります。これを電気代に換算すると、3.75kWh×31円で約116円です。
 
さらに30日間使用した場合は、約116円×30日で約3480円となります。
 
浴室乾燥機は密閉された空間で効率よく乾燥できるため、天候に左右されにくいというメリットがあります。一方で、ヒーターを使って温風を出すタイプは消費電力が大きくなりやすく、電気代も高めになる傾向があります。
 

エアコン除湿を1ヶ月使った場合の電気代

次に、エアコンの除湿機能を使って部屋干しするケースを考えてみましょう。
 
エアコンの除湿機能については、浴室乾燥機とは異なり、メーカーのカタログに除湿運転時の消費電力が明記されていないケースが少なくありません。そのため、冷房運転のように具体的な電気代を正確に算出することは難しく、実際の消費電力は機種や運転状況によって大きく変わります。
 
また、エアコンの除湿方式には主に「弱冷房除湿」「ハイブリッド除湿」「再熱除湿」があります。弱冷房除湿は冷房運転を弱めて湿気を取り除く方式で、比較的消費電力を抑えやすいのが特徴です。
 
ハイブリッド除湿は室温や湿度に応じて効率的に運転を切り替える方式で、快適性と省エネ性の両立を目指しています。再熱除湿は除湿した空気を温め直して室温の低下を抑える方式ですが、その分消費電力は高くなる傾向があります。
 
このように除湿方式によって電気代は異なりますが、今回は一般的な目安として消費電力500W(0.5kW)で運転するケースを想定して試算します。
 
部屋干しの場合は浴室乾燥より乾燥に時間がかかることも多いため、1日6時間使用する想定で計算します。すると、1日の消費電力量は0.5kW×6時間で3.0kWhとなります。
 
電気代は3.0kWh×31円で93円です。30日間続けて使用すると、93円×30日で約2790円となります。
 
今回の試算では、エアコン除湿のほうが浴室乾燥より約700円安い結果になりました。乾燥時間が長くなっても、消費電力が比較的小さいため、電気代を抑えやすいと考えられます。
 
ただし、部屋の広さや湿度によっては乾燥に時間がかかることがあります。洗濯物の量が多い場合は、サーキュレーターを併用すると乾燥時間の短縮につながります。
 

浴室乾燥とエアコン除湿のメリット・デメリット

浴室乾燥とエアコンの除湿は電気代だけでなく、使い勝手や乾燥性能にも違いがあります。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
 
前述の通り、浴室乾燥は密閉された空間で洗濯物を乾かすため乾燥効率が高く、天候や室内環境の影響を受けにくいという特徴があります。また、洗濯物をリビングなどの生活空間に干さずに済むため見た目もすっきりし、花粉や黄砂、ホコリなどが付着しにくい点もメリットです。
 
一方で、浴室乾燥は消費電力が大きいため電気代が高くなりやすい傾向があります。また、一度に干せる洗濯物の量は浴室の広さに左右されます。さらに、乾燥運転中は浴室を自由に使いにくくなる場合もあります。
 
エアコン除湿は、浴室乾燥よりも電気代を抑えられるケースが多いことが利点です。洗濯物を乾かしながら部屋全体の湿度も下げられるため、梅雨時期の湿気対策にも役立ちます。また、既存のエアコンを活用できるため新たな設備投資が不要で、サーキュレーターを併用すればさらに効率よく乾燥できます。
 
ただし、エアコン除湿を利用する場合は部屋干しのためのスペースを確保する必要があります。また、部屋の広さや湿度によっては乾燥時間が長くなることもあります。洗濯物が室内にあることで生活動線の妨げになる場合があるほか、部屋干し特有のにおい対策が必要になるケースもあります。
 

電気代だけでなく使い勝手も考えて選ぼう

今回の試算では、浴室乾燥機を1日3時間、エアコン除湿を1日6時間使用した場合、1ヶ月の電気代は浴室乾燥が約3480円、エアコン除湿が約2790円となりました。差額は約700円で、エアコン除湿のほうがやや経済的という結果です。
 
ただし、実際の電気代は機種の性能や洗濯物の量、部屋の湿度などによって大きく変わります。また、浴室乾燥は短時間で乾かしやすく、雨の日でも洗濯物を浴室にまとめて干せる利便性があります。一方、エアコン除湿は電気代を抑えやすく、部屋全体の湿気対策にも役立ちます。
 
どちらが最適かは家庭ごとの環境によって異なります。電気代を重視するならエアコン除湿、乾燥スピードや使い勝手を重視するなら浴室乾燥というように、自宅の生活スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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