夫婦の金融資産「平均1365万円」に対し“共同口座を持つ夫婦”は「1919万円」! 協力意識が“約550万円差”に?「始めるタイミング」はいつがベストなのか
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目次
共同口座を持つ夫婦は、貯蓄額が約1.2倍、投資額が約1.6倍多い
配偶者と同居している25歳から59歳の既婚男女441人を対象にした調査(株式会社スマートバンク/家計管理アプリ『ワンバンク』:『夫婦の共同口座と家計の実態調査』)によると、夫婦ふたり分の月平均貯蓄額は、共同口座を持たない夫婦が6万4046円だったのに対し、共同口座を持つ夫婦は7万4555円でした。
共同口座を持つ夫婦のほうが約1.2倍多く貯蓄していることが分かります。
投資額についても同様の傾向が見られました。共同口座を持たない夫婦の月平均投資額は3万6691円だったのに対し、共同口座を持つ夫婦は5万8497円と、約1.6倍の差がありました。
金融資産では「約550万円」の差に
さらに、夫婦ふたり分の現在の金融資産額(預貯金・株式・投資信託・債券・貯蓄型保険などの合計)を比較すると、共同口座を持たない夫婦は平均1365万円、共同口座を持つ夫婦は平均1919万円でした。共同口座を持つ夫婦のほうが、約550万円多く金融資産を保有していることになります。
毎月の差は数万円程度に見えても、長期間積み重なることで資産額に大きな違いが生まれていると考えられます。
背景にあるのは「協力意識」の差
なぜこのような差が生まれるのでしょうか。同調査では、配偶者が家計のやりくりに「協力的」だと感じている割合も調べています。共同口座を持つ夫婦では85.1%が「配偶者は協力的」と回答したのに対し、共同口座を持たない夫婦では70.8%でした。
共同口座でお金の流れを見える化することで、夫婦間でお金の話をする機会が自然と増え、ふたりで目標を共有しやすくなる。その積み重ねが、貯蓄や投資の差につながっている可能性があります。
共同口座を始めるベストなタイミングはいつ?
共同口座を始めるきっかけとして最も多かったのは「結婚したため」で50.9%でした。次いで「将来に向けて効率よく貯蓄・運用したいため」が22.1%、「出産などで家族構成が変わったため」が21.2%という結果です。
結婚や出産などの大きな節目はもちろん分かりやすいきっかけですが、2位の回答からは「資産形成を本格的に考え始めたタイミング」で共同口座を導入する夫婦も一定数いることがうかがえます。
すでに結婚している場合でも、「今から始めるのは遅い」ということはありません。むしろ、将来に向けた貯蓄や投資を意識し始めたときこそ、ふたりの口座を整理する好機といえるでしょう。
まとめ
共同口座を持つ夫婦は、持たない夫婦に比べて貯蓄額・投資額・金融資産のいずれも上回る傾向が、今回の調査から明らかになりました。差が生まれる背景には、お金の流れを見える化することで夫婦の協力意識が高まり、将来に向けた話し合いがしやすくなることがあると考えられます。
共同口座の導入は、結婚や出産といった節目だけでなく、「これから資産形成を見直したい」と感じたタイミングで検討してみるのもよいでしょう。
出典
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ『ワンバンク』) 夫婦の共同口座と家計の実態調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

