娘が里帰り出産で、この夏は我が家に帰ってきます。赤ちゃんがいるのでエアコンは24時間つけっぱなしになりそうですが、電気代はどれくらい見込めばいいでしょうか?

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娘が里帰り出産で、この夏は我が家に帰ってきます。赤ちゃんがいるのでエアコンは24時間つけっぱなしになりそうですが、電気代はどれくらい見込めばいいでしょうか?
赤ちゃんがいる夏は、エアコンを我慢するより、室温を安定させることが大切です。乳幼児は体温調節が未熟で、室内でも熱中症になるおそれがあります。ただ、24時間つけっぱなしとなると電気代も気になります。目安としては、使う部屋が1室なら、1ヶ月で数千円から1万数千円程度の上乗せを見込むと安心です。
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赤ちゃんがいる家庭では冷房を無理に切らない

夏の室内は、熱がこもります。こども家庭庁は、熱中症は高温多湿の環境で体温調節がうまく働かなくなることで起こり、屋内でも発症すると説明しています。こどもは体温調節機能が未発達であるうえに、体重に比べて体表面積が広い分、外気温の影響が大きいとされています。
 
特に赤ちゃんは、大人のように自分で水を飲んだり、暑いと言ったりできません。汗のかき方や体温調節もまだまだ未熟です。そのため、電気代を気にして冷房を切りすぎると、体調を崩すリスクがあります。
 
里帰り出産で赤ちゃんがいるなら、寝室や授乳する部屋は、日中も夜間も過ごしやすい温度を保つことが大切です。設定温度は家庭や部屋の状態によって変わりますが、大人が少し涼しいと感じる程度で、赤ちゃんの背中や首元が汗ばんでいないかを見ながら調整しましょう。
 
冷えすぎもよくありません。風が赤ちゃんに直接当たらないようにし、薄手の肌着やタオルケットで調整すると安心です。
 
日本赤十字社医療センターは、赤ちゃんに快適な温度は基本的に「24~26度」、湿度は「50~60%」であり、季節により調整が必要なことを呼びかけています。冷房を使用する際は、設定温度と実際の室温が違う場合があります。温度計や湿度計を実際に置いて、管理するのが安全です。
 

24時間運転の電気代は部屋の広さと機種で大きく変わる

エアコンの電気代は、消費電力(kW)×使用時間×電気料金単価(円/kWh)で計算します。たとえば、平均して500W(=0.5kW)使うエアコンを24時間運転し、電気料金を1kWhあたり31円で計算すると、1日の電気代は約372円です。30日なら約1万1160円になります。
 
ただし、エアコンは常に同じ電力で動くわけではありません。部屋を冷やし始めるときは多くの電気を使い、室温が安定すると弱い運転になります。断熱性の高い部屋や日当たりの弱い部屋なら、平均消費電力はもっと低くなることがあります。
 
反対に、南向きの部屋、最上階、古いエアコン、広いリビングでは電気代が高くなりやすいです。赤ちゃんのために1室だけを24時間冷やすなら、1か月の上乗せはおおむね7000円から1万5000円程度を見込むとよいでしょう。広いリビングを冷やす場合は、さらに高くなる可能性があります。
 
正確に知りたい場合は、エアコンの型番から期間消費電力量を調べるか、スマートメーターや電力会社のアプリで日ごとの使用量を確認しましょう。
 

電気代を抑えるには部屋を絞って効率よく冷やす

赤ちゃんがいる期間の電気代を抑えるには、エアコンを切るより、効率よく使うことが大切です。まず、赤ちゃんが過ごす部屋を1室に絞ると、冷やす範囲を小さくできます。
 
カーテンやすだれで日差しを防ぐと、室温の上昇を抑えられます。特に午後に日が当たる部屋では効果が出やすいです。ドアを閉めて冷気を逃がさないことも基本です。
 
フィルター掃除も忘れないようにしましょう。ほこりが詰まると効きが悪くなり、余計な電気を使います。里帰り前に掃除をしておくと、赤ちゃんのいる環境としても安心です。
 
また、扇風機やサーキュレーターで空気を回すと、部屋の温度むらが減ります。冷たい空気は下に、温かい空気は上に向かいます。空気を循環させることで、エアコンの効率化・省エネ効果が期待できます。
 
ただし、風を赤ちゃんに直接当て続けるのは避けましょう。室温計や湿度計を置き、体感だけに頼らず確認することが大切です。
 

まとめ

赤ちゃんがいる夏は、エアコンを24時間使うことを前提に考えてよいでしょう。室内でも熱中症は起こるため、電気代を気にしすぎて冷房を控えるのは危険です。
 
電気代の目安は、1室を24時間冷やす場合で、1ヶ月あたり7000円から1万5000円程度の上乗せを見込むと安心です。部屋の広さ、日当たり、エアコンの年式、設定温度によって実際の金額は変わります。
 
節約するなら、赤ちゃんが過ごす部屋を絞り、日差しを防ぎ、フィルターを掃除して効率よく冷やしましょう。電気代は増えますが、赤ちゃんと産後の娘さんが安心して過ごせる環境を整えることが最優先です。
 

出典

こども家庭庁 みんなで見守り「こどもの熱中症」を防ぎましょう!
日本赤十字社医療センター 【赤ちゃんの生活環境】
東京都熱中症対策ポータル 賢いエアコンの使い方 | 熱中症対策を知る
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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