節電になると聞いて、エアコンの室外機に「日よけカバー」を導入! 「5000円」ほどかかりましたが、電気代はどれくらい安くなりますか? この夏で購入費の元は取れるでしょうか?

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節電になると聞いて、エアコンの室外機に「日よけカバー」を導入! 「5000円」ほどかかりましたが、電気代はどれくらい安くなりますか? この夏で購入費の元は取れるでしょうか?
「室外機に日よけカバーをつければ電気代が安くなる」そんな節電テクニックを耳にして、日よけカバーを導入したことがある方もいるのではないでしょうか。
 
熱中症対策のためにも冷房は無理に我慢せず使いたいものの、夏場の電気代は気になるところです。では、今回の5000円分の初期投資は、電気代の節約効果だけでこの夏のうちに回収できるのでしょうか。
 
本記事では、日よけカバーの節電効果と、購入費用を回収できるまでの目安、さらに設置時に注意したいポイントについて分かりやすく解説します。
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直射日光を遮ると約5%の節電効果!? なぜ日よけカバーで電気代が安くなるのか

エアコン冷房は、室内機が液体から気体へと変わる冷媒の「気化熱」を利用して部屋の熱を奪い、その熱をパイプを通じて室外機へ運び、外へと排出する仕組みになっています。
 
夏場に直射日光や周囲の照り返しによって室外機の周りの温度が高くなると、室外機から熱を排出しにくくなり、より多くの電力を消費してしまいます。そこで、室外機に日よけカバーを設置して直射日光を遮ることで、室外機の温度上昇を抑え、冷房効率の向上につながる可能性があるとされています。
 
実際に、ビル屋上で室外機に遮光ネットを設置した事例では、電力使用量を約5%削減できたという具体的な効果が報告されています。
 
このように、室外機の周りを涼しく保つ工夫を施すことが、エアコンの消費電力を減らす重要な鍵となります。
 

年間で安くなる電気代はどれくらい? 購入費5000円の元を取るための期間を試算

では、日よけカバーによる節電効果で、実際にどれくらい電気代を抑えられるのでしょうか。仮に、電力使用量が約5%削減された場合、あるメーカーの14畳用のエアコンでは年間400円程度節約できる可能性があると試算されています。
 
今回のケースでは、日よけカバーの導入に5000円ほどかかっているため、この夏だけで購入費の元を取ることは難しいかもしれません。前述の年間約400円の節約が続くと仮定すると、5000円の購入費用を回収するまでには10年以上かかる計算です。
 

排気口を塞ぐと逆効果で電気代アップ? 設置時に注意したいポイント

日よけカバーは正しく設置しなければ、節電になるどころかかえって電気代が高くなってしまう可能性があります。室外機は冷房時に吹き出し口から熱風を排出しているため、カバーのサイズが合っていなかったり、全体を完全に覆ってしまったりして排気口を塞ぐと、冷却効率が低下するおそれがあります。
 
また、日よけカバーが室外機にぴったり付いていると、太陽光によって日よけカバー自体が受けた熱がそのまま室外機に伝わってしまいます。そのため、日よけカバーを設置する際は室外機から少し離して日陰を作るようにし、吹き出し口の前にはしっかりとスペースを空けて風通しをよくすることが重要です。
 

日よけカバーは長期的視点で運用しつつ周辺環境の整備でお得な夏を過ごそう

室外機への日よけカバーの導入は、夏の冷房効率を高めて節電効果をもたらすものの、ひと夏だけで元を取ることは困難であると考えられます。
 
しかし、直射日光を遮って室外機が熱くならないようにすることは、エアコンの心臓部であるコンプレッサーへの負担を減らし、本体の故障リスクを軽減させて寿命を延ばすことにもつながるとされています。修理費用や早期の買い替え費用といった大きな出費を防ぐ防衛策として考えれば、長期的には5000円以上の価値があるかもしれません。
 
今回の夏だけで購入費用の元を取ろうと焦るのではなく、室外機をいたわってエアコンを長く大切に使うための先行投資として日よけカバーを活用し、周辺の風通しの確保やこまめな清掃を組み合わせて上手に夏を乗り切りましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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