更新日: 2021.11.22 年収

事務職で年収が最も高いのは何系の事務?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

事務職で年収が最も高いのは何系の事務?
事務職での就業をめざすなかで「事務職の中で年収が最も高いのは何系の事務?」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
 
事務職には、一般事務や営業事務、医療事務、貿易事務などさまざまな職種があり、データ入力や書類作成、電話対応など幅広い業務を行います。企業・組織を運営するうえで必要不可欠なポジションです。
 
ここでは、事務職の仕事内容や年収が高い傾向にある職種について解説します。
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事務職とは

 
事務職とは、データ入力や書類作成・管理、電話対応、来客対応などの業務全般を担当する仕事です。一般事務や営業事務、医療事務、貿易事務など、さまざまな職種があります。営業や企画、マーケティングなどと違い目立つ仕事ではありませんが、縁の下の力持ちであり、企業や組織が円滑に機能するために必要不可欠な存在です。
 
ここでは、事務職の主な仕事内容や職種について見ていきましょう。
 

主な仕事内容

 
一般的な事務職の仕事内容には、次のようなものがあります。

●書類作成
●ファイリング
●データ入力
●伝票処理・整理
●資料作成
●文書管理
●電話対応
●メール対応
●来客対応
●備品管理・発注
●郵送物発送・仕分け

 
また、勤務先や職種によっては、会議の議事録や請求書、見積書作成、給与計算、買掛金の支払い、売掛金の回収、スケジュール管理、取引先とのやり取りなど、さまざまな業務を担当します。
 

事務職の種類

 
ひと口に事務職といっても、多くの職種があり、それぞれで仕事内容が異なります。図表は事務職の主な職種と仕事内容です。
 
【図表】

職種名 仕事内容
一般事務 電話対応やメール対応、書類作成、文書管理、データ入力など幅広い業務を行う。
営業事務 見積書・発注書・納品書・契約書の作成や管理など、営業職のバックアップ業務を行う。
経理事務 給与計算や経費精算、請求・支払い手続き、決算書作成など経理に関する業務を行う。
人事(労務)事務 採用、労務管理、社員教育など人事のサポート業務を行う。
医療事務 病院やクリニックで受付やカルテ作成、クラーク業務、レセプト作成などの業務を行う。
貿易事務 貿易関連企業で貿易書類の作成、出荷や輸送、通関の手配、商品の納入管理などを行う。

 
このように、事務職は職種によって働く場所や業務内容が大きく変わります。そのため、求められるスキルにも違いがあります。
 

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年収が高い傾向にある事務職

 
求人情報・転職サイト「doda」の「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、事務職の中で平均年収が高いのは貿易事務の年収380万円と、一般事務の年収331万円です。ここでは、事務職の中で年収が高い傾向にある職種について見ていきましょう。
 

貿易事務

 
「doda」によると、事務職の中で最も平均年収が高いのが貿易事務の仕事です。貿易事務の平均年収は380万円(男性421万円、女性357万円)です。年代別の平均年収は、20代338万円、30代393万円、40代416万円、50代以降476万円となっています。
 
貿易事務は、貿易関連企業で輸出・輸入に関する煩雑な手続き業務を行います。海外とのコミュニケーションが頻繁に発生するため英語を中心とした語学スキルが必要です。通関に関する書類作成や申請、輸送手段の手配なども行います。専門性が高い事務職なので、年収が高い傾向があります。
 

一般事務

 
一般事務の仕事も年収が高い傾向にあります。「doda」によると、一般事務の平均年収は331万円(男性390万円、女性313万円)で、事務職の中では貿易事務に次ぐ高さです。年代別の年収は20代301万円、30代342万円、40代366万円、50代以降417万円です。
 
一般事務は、データ入力や書類作成、文書管理、電話対応、メール対応、来客対応など、幅広い業務を担当します。勤務先によっては、営業事務や経理事務の仕事もサポートします。仕事の内容が多岐にわたることもあり、事務職の中では年収が高い傾向にあるようです。
 

事務職を選ぶ場合は年収も確認しましょう

 
事務職は、一般事務や営業事務、医療事務、貿易事務、経理事務など、さまざまな職種があり仕事内容が異なります。また、職種によって平均年収に違いがあります。「doda」の調査によると事務職の中で最も年収が高いのは貿易事務の仕事です。就職や転職で事務職を選ぶ場合は、仕事内容だけでなく、年収も参考にしましょう。
 
【出典】
求人情報・転職サイトdoda(デューダ) 平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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