年収1000万円あったら何にお金をかけたい? 年収1000万円あれば金銭的に満足できる?

配信日: 2021.11.27

この記事は約 3 分で読めます。
年収1000万円あったら何にお金をかけたい? 年収1000万円あれば金銭的に満足できる?
「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、2020年の給与所得者数は、5245 万人で、平均給与は 433 万円です。男女別の平均給与は、男性 532 万円、女性 293 万円となっています(※1)。今よりもっと年収が高ければ、と誰もが思うものではないでしょうか。
 
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市)は、働く男女500人を対象に「年収1000万円あったらお金をかけたいことに関する意識調査」を実施しました(※2)。年収1000万円あれば何にお金をかけたいのでしょうか。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

年収1000万円あったら、住宅関係にお金をかけたい

年収1000万円あったらお金をかけたいことを聞いたところ、1位は「家の購入・リフォーム・ローン返済」が500人中144人と、28.8%を占めました。
 
フリーコメントを見ると、「賃貸マンションから引っ越して、戸建てを買いたい」「家のローン返済に充てたい」「持ち家のリフォーム費用にしたい」といった声が寄せられました。また、住宅ローンの返済額の増額や繰り上げ返済をしたいという回答も。家計の固定費のうち、家賃や住宅ローンの占める割合は最も大きいため、収入が増えた場合、最もお金をかけたい項目となっているようです。
 
2位は「旅行/レジャー」が82人で16.4%を占めました。「旅行にお金をかけたい。素敵なホテルに泊まったり、美味しいものを食べたりしたい」「家族で毎年行っている国内旅行を海外旅行にしたい」といったコメントが見られました。昨年からのコロナ禍で、ずっと家に閉じこもりがちであったため、旅行に行きたいという気持ちが高まっているのかもしれないですね。
 
3位は「生活水準を上げる」が74人(14.8%)となりました。食生活を充実させ、日々の食事にお金をかけたり、家具や家電を買い替え生活水準を上げたいという意見が見られました。また、月に何度かは家事代行サービスを利用したいという人も複数いました。
 
以下は「子どもの教育資金」「投資/資産運用」「貯蓄」「美容」「車」「趣味/習い事」「親孝行/親の介護費用」といった回答が並びました。
 

年収1000万円あれば、金銭的に満足できる?

年収1000万円あれば、金銭面において満足のいく生活ができると思うかと聞いたところ、「思う」(47.6%)、「まあ思う」(35.8%)合わせて83.4%という結果になりました。
 
「満足できると思う」人に理由を聞いたところ、「今の生活より、はるかに年収が増えるので、今我慢していることにお金を使える」「食費を上げれておいしいものを食べる機会が増え、子どもの教育費も思う存分かけてあげれるから、心配事が少なくなり心が豊かになると思う」「今現在、年収は600万円で生活にも少し余裕がある。もし、1000万円なら楽勝だと思う」というように、年収1000万円あれば現状の不満は大抵解決できる、との意見が多数見られました。
 
「満足できないと思う」人の理由を見ると、「夫が年収1000万円超えているが税金でかなり引かれるし、児童手当は減額対象になるので」「子育て世代にとっては、進学のために塾などの必要な教育費がかかるため1000万では裕福感は得られにくい」「年収がいくらになっても欲求は上限がない。生活水準が上がればもっと上を目指してしまう」というように、実際年収1000万あっても、それほど余裕のある生活はできないという声が多くあがりました。
 
普通に考えれば、年収が1000万円より低くても現在満足いく生活ができていれば、年収1000万円になればかなり余裕が出るはずです。
 
しかし、年収が上がれば子どもの教育費にお金をかけたくなったり、旅行に行きたくなってしまいます。人というものは必ず老いていきますし、病気になってしまうかもしれないので、資産形成を行うことを前提とするならば、元気なうちにやりたいことにお金を使うのは悪くないのではないでしょうか。
 
※1:国税庁:令和2年分 民間給与実態統計調査
※2:株式会社ビズヒッツ【年収1000万円あったらお金をかけたいことランキング】男女500人アンケート調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集