本業以外で月収10万円以上を稼ぐ人はどんなことをしている? 割合はどれくらい?

配信日: 2022.01.13

この記事は約 4 分で読めます。
本業以外で月収10万円以上を稼ぐ人はどんなことをしている? 割合はどれくらい?
副業を検討していて「本業以外で月収10万円以上稼ぐ人はどれくらいいるのか知りたい」「どんな副業が多いのか、副業をするメリットは何なのか?」など疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
 
本業以外の仕事・投資をすることで、収入が増え、スキルアップや人脈構築にもつながります。ここでは、本業以外で月収10万円以上稼ぐ人の割合や副業のメリットについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

本業以外で月収10万円以上稼ぐ人の割合とは

  
株式投資やFX、ネットビジネス、ハンドメイド品の販売、ホームページ制作などの副業で、月10万円以上の副収入を得ている人は多くいます。副業を検討するうえで、多くの人がどれくらい副収入を稼いでいるかを知ることは大切です。
 
ここでは、副業をしている人の割合や副業の種類、副業の平均月収について見ていきましょう。
 

副業をしている人の割合

2021年にパーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda」が発表した「最新の副業実態調査(地域別)」(調査対象:22〜59歳 正社員男女、有効回答数1万5000件)によると、「副業をしている」と答えた人の割合は8.0%でした。
 
また、「副業を検討している」と答えた人が17.8%、「していない」が74.2%です。調査の有効回答数が1万5000件となるため、仮に1人1件の回答とした場合、副業をしているのは1200人ということになります。12.5人に1人の割合です。
 

副業の種類の割合

dodaの「最新の副業実態調査(地域別)」によると、副業の種類と、その割合は図表1のとおりです。
 
【図表1】

副業の種類 割合
サービス業(接客・販売) 17.9%
ホームページ・CGなどの制作 7.9%
ネットビジネス(通販・アフィリエイト) 12.7%
病院事務/薬局業務 1.5%
講師/家庭教師/試験監督 6.2%
警備/軽作業 4.0%
製造/土木作業 3.2%
株/FX 21.1%
運送/配達(UberEatsなど) 4.1%
PC・回線設定/プログラミング 3.1%
コールセンター 1.3%
事務作業 6.2%
チラシ配り 2.0%
マーケティング・広報・編集・ライター 4.9%
ハンドクラフト(手づくり)品の販売 1.8%
その他 21.6%

 
上記のとおり、最も多いのが「株/FX」の21.1%です。次いで、「サービス業(接客・販売)」の17.9%となります。重複回答もあるため一概にはいえませんが、副業をしている人の5人に1人程度が株やFXをしていることが分かります。
 

副収入の割合

また、「最新の副業実態調査(地域別)」によると、副業の平均月収(直近半年間の平均)は16万6800円です。地域別で差があり、最も高い地域が東海エリアで22万6600円、最も低いのが北信越エリアで9万9300円でした。地域別の副業の平均月収は図表2のとおりです。
 
【図表2】

地域 副業の平均月収
全体 16万6800円
北海道 21万3600円
東北 14万1200円
関東 20万3900円
東海 22万6600円
北信越 9万9300円
関西 13万9600円
中国・四国 10万3600円
九州・沖縄 12万3000円

 
同調査によると、副業で平均月収10万円以上稼ぐ人の割合は34.4%です。つまり、約3人に1人が副業で月10万円以上稼いでいます。
 

本業以外の仕事や投資をするメリット

ネットビジネスやサービス業、ホームページ・CG制作、株式投資など、本業以外の仕事や投資をすることで、毎月の収入が増えて家計を楽にできます。また、副業によってスキルアップや新たな人脈を構築することも可能です。
 
どのようなメリットがあるのかを知ることは、副業をする・しないの判断に役立ちます。ここでは、本業以外の仕事や投資をするメリットについて見ていきましょう。
 

収入が増える

株式投資や事務作業、軽作業など、本業以外に仕事・投資をすることで収入を増やすことが可能です。「本業収入+副収入10万円」など、収入が増えることで、その分家計に余裕が生まれます。
 
副業をしないときと比べて、より多くのお金を使ったり貯蓄や投資に充てたりすることができます。ただし、投資については、お金が減るリスクもあるので注意が必要です。
 

スキルアップにつながる

本業以外の仕事をすることで、プログラミングスキルや接客技術、ライティングスキル、交渉術などが身につき、スキルアップにつながることが多いです。副業で得たスキルは、本業や将来の転職・独立に役立つこともあります。

 

人脈が広がる

サービス業や軽作業、ホームページ制作、広報などの副業をすることで、人脈が広がります。
 
多くの人とつながることで、さまざまな刺激をもらえます。「◯◯の案件を御社に依頼したい」など、人脈が仕事に直結するケースも少なくありません。本業では得られない人脈ができるのは、副業をするメリットです。
 

本業以外で月収10万円以上稼ぐのは「副業をする人の約3人に1人」

dodaの「最新の副業実態調査(地域別)」によると、副業で月10万円以上稼ぐのは副業をする人の約3人に1人です。また、副業の平均月収は16万6800円でした。
 
本業以外に仕事・投資をすることで、収入が増え、スキルアップや新たな人脈構築が可能です。副業を検討している方は、早速、この機会に始めてみましょう。
 
出典
※公的データは無し
パーソナルキャリア 転職サービス「doda(デューダ)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集