更新日: 2022.05.11 年収

一流企業で働く人の年収は、入社1年目から定年までどう推移していく?

執筆者 : 柘植輝

一流企業で働く人の年収は、入社1年目から定年までどう推移していく?
一流企業について明確な定義があるわけではありませんが、本記事内では一流企業について、業界トップの大手企業として考えてみます。
 
今回は、各業界の一流企業ともいえる、東日本電信電話株式会社、トヨタ自動車株式会社、塩野義製薬株式会社の3社を通じて年収推移を見ていきます。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

一流企業の年収はどう推移する?

一流企業について明確な定義があるわけではありませんが、本記事内では一流企業について、業界トップの大手企業として考えてみます。今回は、各業界の一流企業ともいえる、東日本電信電話株式会社、トヨタ自動車株式会社、塩野義製薬株式会社の3社を通じて年収推移を見ていきます。
 

東日本電信電話株式会社

転職会議に掲載された情報では、NTTという通称で有名な東日本電信電話株式会社の年収は20代で平均400万円となり、50代になると平均900万円程度まで推移していくようです。20代の平均が400万円台であることを考えると、入社1年目は300万円台からスタートすることになるでしょう。20代から高めの年収水準で、50代まで右肩上がりの年収推移となっている点はさすが一流企業といえます。
 

出典:転職会議 東日本電信電話株式会社
 
全体で見ても400万円から700万円程度の層がボリュームゾーンとなっており、平均年収自体が579万円となっています。年収1000万円以上の方も300万円から400万円台と近い人数が存在しており、給与が安定して右肩上がりしていくであろうことが想定できます。
 

トヨタ自動車株式会社

自動車業界の一流企業といえばトヨタ自動車でしょう。国内だけでなく世界の自動車業界でも一流ともいわれるトヨタ企業の年収は20代で400万円台です。1年目であればおそらく300万円台からスタートしていくことになるでしょう。そして30代では500万円超え、40代には700万円、50代になると800万円程度に推移していくようです。
 

出典:転職会議 トヨタ自動車株式会社
 
平均年収が584万円という点もさることながら、年収1000万円以上の高所得者がほぼ20代の平均にあたる300万円から400万円台の方と同等数いる点も一流企業ならではといえます。
 

塩野義製薬株式会社

医薬品業界の一流企業である塩野義製薬株式会社の年収は、20代で平均525万円程度です。入社1年目はおそらく300万円台から400万円台でスタートすることでしょう。そして、30代では500万円、50代では985万円と1000万円近くにも達します。
 

出典:転職会議 塩野義製薬株式会社
 
専門知識が必要な職種を有する製薬会社である分、平均年収も713万円とかなり高い水準にあります。年収1000万円以上の割合がかなり高いことからも、全体的な年収の高さがうかがい知れます。
 

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一流企業と一般的な企業との年収の差は?

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によれば、大企業(従業員1000人以上の企業)の平均年収は全年齢含めても339万7000円となっているようです。中企業では299万8000円、小企業では、279万9000円となっています。この統計を見る限り、一流企業の1年目や2年目の年収よりも、一般企業の平均年収の方が低い可能性が高いです。
 

出典:厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況
 
一般的な企業と比べていかに一流企業が高収入な給与水準で入社から定年まで推移していくかが分かります。
 

一流企業の年収はおおむね高水準で推移していく可能性が高い

一流企業の年収は入社1年目でも300万円台から400万円台の間にあり、50代を過ぎ定年まで基本右肩上がりで給与水準が推移していくようです。一流企業の給与水準はおおむね一般的な企業のものよりも高くなります。今現在就活生の方や転職を考えている方で、もしも収入に重きを置いているようでしたら、一流企業を狙って活動してみてはいかがでしょうか。
 

出典

厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況
転職会議 東日本電信電話株式会社
転職会議 トヨタ自動車株式会社
転職会議 塩野義製薬株式会社
トヨタ自動車 募集要項
NTT東日本 募集要項
リクナビ2023 シオノギ製薬グループ
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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