そこで、今回は、もしバタコさんが給与を得ている場合、年収はどのくらいになっているのか推測してみました。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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バタコさんの仕事内容とは
ジャムおじさんの工場で同居しながらお手伝いをしているバタコさんですが、その仕事内容は単にパン屋の従業員にとどまりません。
・仕事その1：パン屋の従業員
ジャムおじさんのパン工場でのバタコさんの立場は、助手のようなものです。従業員ではありますが、パンを焼くこともありますし、ジャムおじさんが忙しいときは代わりに街へパンを届けに行きます。
・仕事その2：アンパンマンの顔を届ける
アンパンマンはバイキンマンとの対決で頻繁に顔を汚したり、ぬらしたりする上、おなかがすいている人に自分の顔を分け与えています。そのため、新しい顔も毎日のように用意しなければなりません。バタコさんはアンパンマンがピンチのときに駆け付け、新しい顔を届けるのも仕事の一つです。
・仕事その3：家事・そのほか
バタコさんはジャムおじさんと同居しており、料理や洗濯などもしています。また、アンパンマンのマントが破けたときには繕ってあげることもあるようです。基本的に、街の人に毎日パンを届けているのでパン屋に休みはなく、同居していることから家事も毎日と考えられるでしょう。
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バタコさんの年収は727.4万円前後
こちらでは厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を参考にバタコさんの年収を推測してみました。
・パン屋の平均年収は341.3万円
パン屋（パン製造、パン職人）の全国平均の賃金（年収）は約341.3万円です。バタコさんはジャムおじさんの工場を手伝っていますが、勤務時間はあってないようなものです。アンパンマンの顔を届けるために遠出したり、夜間でもパンを焼いたりということを考えると、決して高い年収とはいえないかもしれません。
・家政婦（夫）の平均年収は約386.1万円
バタコさんはジャムおじさんの工場兼住居に同居しており、料理や繕いもの、洗濯などの家事をしています。ただ、ジャムおじさんとの家族関係はありません。仮にバタコさんを「家政婦」として考えた場合、家政婦（夫）の平均年収は386.1万円です。
・バタコさんの年収は日本の平均年収超え
厚生労働省の令和3年「賃金構造基本統計調査」によると、全国平均年収は307.4万円でした。バタコさんの年収はパン屋と家政婦のダブルワークで727.4万円前後になります。この年収は全国平均年収の2倍以上であり、高収入といえるでしょう。
ただ、バタコさんは、姿が人間でも実は妖精だそうです。また、アンパンマンワールドには「お金」がありません。ジャムおじさんやバタコさんが焼いたパンは街の人たちに配られていますが、これは皆に喜んでもらいたいという気持ちからしていることです。ここまで現実的に年収を出してみましたが、アンパンマンワールドのパン屋はお金には代えられない仕事であるといえるでしょう。
バタコさんは裕福な暮らしも夢ではない
アンパンマンワールドではお金が存在しないものの、もしバタコさんがリアルの世界で働いていれば、日本の平均年収の2倍以上という高収入になっていた可能性があります。裕福な暮らしをするのも夢ではありません。ただ、アンパンマンワールドではほとんど無休で働き、贅沢もしていない状態です。それでも笑顔でいられるのは、ほかの人への思いやりがあるからこそといえるでしょう。
出典
厚生労働省 jobtag パン製造、パン職人
厚生労働省 jobtag 家政婦（夫）
それいけ！アンパンマン なかまのしょうかい バタコさん
それいけ！アンパンマン アンパンマンについて
厚生労働省 令和3年賃金構造基本統計調査 第1表 性別賃金、対前年増減率及び男女間賃金格差、対前年差の推移
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
