更新日: 2023.06.28 年収

24歳ですが年収300万円~400万円の会社に転職したいです。現実的でしょうか?

24歳ですが年収300万円~400万円の会社に転職したいです。現実的でしょうか?
24歳で転職を考えたとき、年収300万円~400万円の会社への転職は現実的なのでしょうか? 本記事では、20代の希望年収や平均年収、初転職で年収アップするポイントを解説するので参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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20代が希望する年収額と平均年収

「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」や「Re就活」を運営する株式会社学情が行った「20代の年収に関する調査(※1)」によると、20代の理想の年収は「301~400万円」が最多で27.6%。次いで「401~500万円」が23.4%という結果でした。
 
また、20代が転職で実現したい希望年収に関しても、「301~400万円」が最多で38.3%。次いで「401~500万円」が21.4%という結果になっています。
 
次に、国税庁長官官房企画課が公表している「令和3年分 民間給与実態統計調査(※2)」によると、年齢階層別の平均年収において、20~24歳は269万円という結果でした。
 
以上により、20代の希望年収301~400万円に対して、平均年収269万円は多少届かないものの、決して不可能ではない数字ということが分かります。
 

24歳が初転職で年収アップするポイント

24歳で最初の転職をする場合、年収を上げるポイントは以下のとおりです。

●同一業界で年収の高い求人を探す
●別な業界で年収の高い求人を探す

まずは同一業界で年収の高い求人を探しましょう。24歳は高卒であれば約6年、大卒であれば約2年の社会人経験があります。必ずしもキャリアが充実しているとは言えませんが、少なくとも就職直後の転職とは異なりますし、「年齢の若さ」という大きな魅力があるため、採用に積極的な企業と巡り合える可能性があります。
 
次に、そもそも現在の業界の年収が低い場合は、高年収の業界への転職を考えてみてください。給与の水準は業界によっても差があるからです。例えば、20代の平均年収が高いと言われる業界として、情報通信業(IT業)があります。
 
情報通信業(IT業)は今後も成長が続くと見込まれていますし、エンジニアやプログラマーが不足している傾向があるため、転職によって年収アップを実現できる可能性があります。30代以降のキャリアチェンジよりも、20代で目指すほうが現実的な業界でしょう。
 
他にも、金融・保険業や、教育・学習支援業は20代の平均年収が高い傾向があります。スキルや最終学歴によって転職の成否は変わるものの、まずは求人サイトなどを利用して、「どのような募集があるのか」を調べることをおすすめします。
 

まとめ

今回は24歳で年収300万円~400万円の会社に転職するポイントを解説しました。20代前半の平均年収は269万円なので、決して不可能な金額ではありません。
 
24歳という若さは企業にとって魅力的なので、まずは同一業界の求人を探してみてください。業界的に年収300万円以上が難しい場合は、情報通信業(IT業)、金融・保険業、教育・学習支援業のような別業界への転職も考えるとよいでしょう。
 

出典

(※1)株式会社学情 20代の年収に関する調査
(※2)国税庁長官官房企画課 令和3年分 民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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