「30代以下」で「年収600万円」の男性と結婚したい! そんな条件に合う男性を探すには…?
配信日: 2023.06.29
執筆者:柘植輝(つげ ひかる)
行政書士
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。
30代以下で年収600万円の男性はどれくらいいる?
dodaの「平均年収ランキング」によれば、男性の平均年収は全年代で449万円。20代では365万円、30代では474万円となっています。ここから40代まで600万円未満が続き、50代以上になってようやく658万円と600万円超えになります。
図表1
※doda 「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」より
平均年収600万円を超えるのが50代以上であることを考えると、30代以下で年収600万円の男性は全体で見ても非常に少数といえそうです。
30代で年収600万円の男性はどの職種に多い?
年収は職業によっても異なるため、年収の高い職業に絞れば多少なりとも「30代以下で年収600万円」の人の割合が高くなると想定されます。
職種別平均年収ランキングの20代・30代における上位2職種を見ていくと、1位は「コンサルティングファームや専門事務所、監査法人などの専門職」となり、平均年収は30代で640万円、20代で475万円です。
30代以下で年収600万円の人は、特にこういった専門職に就いていることが多いと考えられ、例えば大手企業で成果を出しているような方であれば、30代で年収600万円を達成している可能性も高いのではないでしょうか。
次いで2位は「企画・管理系」となり、平均年収は30代で516万円、20代で393万円です。この職種の場合、例えばマーケティング部門で結果を出しているような優秀な方であれば、30代で年収600万円稼ぐことも不可能ではなさそうです。
30代で年収600万円を稼ぐ男性が多い業種は?
続いて業種別平均年収ランキングを見ていくと、第1位は20代・30代ともに「金融業界」となり、平均年収は30代で519万円、20代で374万円です。金融業界では、営業成績によるインセンティブなどの成果給で、30代でも600万円どころか1000万円と高収入を得ている人もいらっしゃいます。
また、30代では第5位、20代では第3位の「建設・プラント・不動産」といった業界においても、営業成績次第で高収入を得ることができるでしょう。金融業界や不動産業界で働く方を探してみると、他の業界に比べて高い確率で、30代以下で年収600万円の方を見つけられるのではないでしょうか。
ただし、インセンティブなど成果給が収入の大部分を占める業界については、注意が必要です。成績によって年収に波が生じるからです。今年の年収は600万円だったものの、前年の年収は400万円程度だった、ということもあり得ます。
まとめ
30代以下で年収600万円を稼いでいる男性はごく少数と思われますが、一定数存在していることも確かです。
もし、「30代以下で年収600万円の男性と結婚したい」と考えるのであれば、20代や30代でも高収入の方が多い職種、業種に絞って婚活していく必要性がありそうです。
出典
転職サービスdoda 平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】
転職サービスdoda 平均年収ランキング
執筆者:柘植輝
行政書士