更新日: 2023.07.10 年収
年収1億円の人は時給いくら?年収ごとに「時給」を紹介!
そこで、規格外の年収のひとつの指標でもある「年収1億円」がどれくらいの収入なのか、庶民にもなじみ深い時給換算で解説してみたいと思います。また、実際に億単位の金額を稼いでいる一流スポーツ選手は、時給がいくらなのかも調査しました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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年収1億円を時給計算する意味
年収1億円を目指したいと思っている人はたくさんいるでしょう。しかし、漠然と大きな数字に憧れているだけでは、決して達成できません。
まずはより具体的に、「年収1億円稼ぎたいならば、時給いくら稼ぐ仕事をすればいいのか」を知ることから始めましょう。
年収1億円を時給計算してみる
年収1億円を達成するには、月収で834万円を稼ぐ必要があります。
仮に、月20日の勤務だとすると、日給で41万7000円になります。1日の勤務時間を8時間として計算すると、年収で1億円を稼ぐには、時給5万2125円で仕事をする必要があるということになります。
この結果から、ぼんやりとしていた年収1億円に対するイメージが具体性を帯びてきたのではないでしょうか。
年収ごとの時給換算をまとめると、以下の表の通りです。
【図表1】
年収 | 月収 | 日給 | 時給 |
---|---|---|---|
1億円 | 834万円 | 41万7000円 | 5万2125円 |
3000万円 | 250万円 | 12万5000円 | 1万5625円 |
1000万円 | 83万4000円 | 4万1700円 | 5213円 |
461万円 (サラリーマン平均年収) |
38万4167円 | 1万9209円 | 2402円 |
300万円 | 25万円 | 1万2500円 | 1563円 |
※筆者作成
気になるスポーツ選手の時給とは?
大谷翔平(MLB/エンゼルス)
ベースボールチャンネルの発表によると、WBCでの素晴らしい活躍で日本を世界一に導いた大谷選手の2023年の年俸は、550万ドルです。契約当時の為替で日本円に換算すると、およそ7億1500万円となります。
昨シーズン、大谷選手は157試合に出場していますから、1試合あたり456万円を稼いでいる計算となります。2022年はピッチクロック導入前なので、1試合の平均試合時間がおよそ3時間となり、大谷選手の時給を計算すると、およそ151万8000円となります。
三苫薫(プレミアリーグ/ブライトン)
カタールでのW杯でブレイクし、試合に出場するたびにスポーツニュースをにぎわせる存在となった三苫薫選手。2022年シーズン時点での年俸は4年で7億とされ、少なく見積もっても1年あたり1億7500万円となります。
三苫選手は、5月で終了した22-23シーズンのリーグ戦で33試合に出場しており、総出場時間は2317分でした。年棒を総出場時間で割って三苫選手の時給を算出すると、およそ453万1740円となります。
また、出来高次第で4年7億円の年俸は最大14億円まで増えるため、上記の金額よりもさらに高い時給になっていることが推測されます。
まとめ
スポーツ選手は華々しい試合の裏で、膨大な時間を費やすトレーニングを積んでいますので、ここで計算できる時給が全てではありません。
しかし、年収に対してより具体的な日給や時給を理解しておくことは、その年収を目標と定める上ではとても大切です。これを機にぜひ一度、ご自身の年収を時給換算してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー