20代で年収300万円、これって普通? おすすめの給与アップの方法とは?

配信日: 2023.08.01

この記事は約 3 分で読めます。
20代で年収300万円、これって普通? おすすめの給与アップの方法とは?
20代は、新卒で働き始めて、さまざまな社会経験をする時期です。自分の年収について気になっている人も多いでしょう。本記事では、20代で年収300万円の方に対する見解と、年収が低いと感じる原因について解説しています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

20代の平均年収と年収が低くなる原因

本項では、20代の平均年収と年収が低くなる原因について解説します。
 

20代の平均年収は269〜371万円

国税庁が実施した「令和3年分 民間給与実態調査」によると、20〜24歳の平均給与額は249万円で、25〜29歳の平均給与額は371万円でした。20代前半と後半の平均値から比較すると、年収300万円は平均的な年収だといえます。
 
しかし、20代前半と後半で平均値が大きく異なる点には注意しなければいけません。25〜29歳の男性における平均年収は404万円なので、25歳以上男性であれば年収300万円は平均以下の金額となります。
 
一方で、20〜24歳男性の平均給与額は269万円なので、20〜24歳で年収300万円であれば平均以上の年収です。
 

年収が低くなってしまう原因

年収が低くなってしまう原因として、小規模な会社で働いていることが考えられます。「令和3年分 民間給与実態調査」によると、1〜9名の会社で年収300〜400万円の方は17%でした。一方で、10〜29名の会社で年収300〜400万円の方は21%です。
 
この調査結果から、会社の規模が小さいと年収も少なくなる可能性があると分かります。また、仕事の専門性も大切です。誰でもできる仕事であれば、年収が低くなってしまう可能性もあるでしょう。
 

年収を上げる方法

年収を上げるためには、専門性の高い仕事をするとよいでしょう。資格を取得する、専門スキルを磨く、などの対策をおすすめします。また、待遇の良い会社へ転職する方法もおすすめです。以下で、年収を上げる方法について解説します。
 

専門性の高い仕事をする

仕事の専門性が高ければ、年収が上がる可能性があります。例えば、医師や弁護士の場合、難易度の高い国家試験に合格した人しか働けません。貴重な人材なので、給与もそれに見合った金額を受け取っています。
 
年収を上げる方法として、何かしらの資格を取得する、特別なスキルを身につける、といった方法をおすすめします。
 

待遇の良い会社に転職する

現在の年収に不満があるのであれば、転職することも一つの方法です。
 
厚生労働省が実施した「令和2年 転職者実態調査」によると、転職により賃金が「変わらない」もしくは「増加した」と回答した人は59.2%となっています。転職を機に年収が増加する人も多いので、年収を増やすために転職を検討してもよいでしょう。
 

まとめ

本記事では、20代の平均年収と年収を上げる方法について解説しました。20代で年収300万円は、極端に少ない金額ではありません。
 
しかし、20代後半男性と比較すると平均値以下ともいえるでしょう。年収を上げるためには、専門性のある仕事をする、待遇の良い大企業に転職するなどの方法があります。年収を増やしたい方は、一度ご検討ください。
 

出典

国税庁 令和3年度 民間給与実態統計調査
厚生労働省 令和2年転職者実態調査の概況 個人調査 1. 直前の勤め先及び現在の勤め先の状況)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集