更新日: 2023.08.02 年収

年収400万円以上を希望する20代はどれくらいいる? 給与アップに効果的な方法とは

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

年収400万円以上を希望する20代はどれくらいいる? 給与アップに効果的な方法とは
アンケート調査によると、年収400万円以上を希望する20代の割合は60%を超えています。国税庁の民間給与実態統計調査などの統計を鑑みると、20代で年収400万円以上を達成するのはかなり難しいです。
 
しかし、自分の努力や工夫で年収アップを実現する方法はあります。そこで本記事では、20代で年収400万円以上を達成するために取りうる手段について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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年収400万円以上を希望する20代の割合は60%以上

株式会社学情(東京都千代田区)が、2022年9~10月に20代の社会人355名を対象として行った「年収」をテーマとしたアンケート調査によると、年収400万円以上を希望する20代の割合は60%以上という結果が得られました。
 
20代の理想の年収として最も多かった回答は「301~400万円」(27.6%)でしたが、60%以上が400万円の年収を希望しています。
 
しかし、国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収400万円以下の割合は50%以上です。つまり、一般的に年収が低い20代が年収400万円以上を実現するのは、簡単ではないことが分かります。
 

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年収アップが期待できる効果的な対策

日本企業の多くは、年功序列の給与テーブルを敷いています。しかし、自分の努力で年収をアップさせる方法も存在するため、下記の方法を実践してみましょう。
 

資格取得

企業によっては、業務と関係のある資格を取得することで「資格手当」を支給しているところがあります。
 

【資格手当の例】

●不動産業界:宅建士、マンション管理士、管理業務主任者
●金融、保険業界:ファイナンシャルプランナー(FP)
●会計、税務関係:簿記、税理士
●介護業界:介護職員実務者研修、介護福祉士など

 
例えば、資格手当が毎月3万円支給されることになったら、年収が36万円アップします。資格を「持っているだけ」で年収アップが期待できますから、就業規則などを確認して資格手当の有無を確認しましょう。
 
また、下記の国の雇用保険制度を利用すれば、補助を受けながら資格を取得することも可能です。
 

【国の雇用保険制度】

●一般教育訓練:受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後に支給
●専門実践教育訓練:受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6ヶ月ごとに支給
●特定一般教育訓練:受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給

 

転職

転職は、年収アップを手っ取り早く実現できる手段となります。資格を取得した後に、当該資格を生かせる企業へ転職する方法や、自分のキャリアが高まったタイミングで転職する方法があります。
 
多くの日本企業は「ジョブ型」ではなく「メンバーシップ型雇用」を採用しています。メンバーシップ型雇用では、スキルではなく年齢や勤続年数が給与を決定する主な要因です。しかし、資格やスキルを評価してくれる「ジョブ型雇用」の企業へ転職すれば、20代でも年収400万円以上を達成できる可能性があります。
 

副業

副業を行い、本業以外に収入を得られれば年収アップにつながります。例えば、本業の給与年収が350万円あり、休日に自分のスキルを生かして年間50万円の副収入があれば、年収400万円を達成できます。
 
副業のやり方としては、自分のスキルを生かしてビジネスを行う方法と、どこかに雇用されて勤務する方法があります。有しているスキルや体力、時間的余裕などを鑑みて、最適な方法で副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

まとめ

年収は資格の取得や転職などを行うことで、手っ取り早く増やせる可能性があります。
 
漫然と働くのではなく、自分は習得するべきスキルや取得するべき資格などを客観的に分析し、実行に移すことが大切です。
 
また、近年は副業のプラットフォームが整備されていることから、スキルがある場合は副業に挑戦することもおすすめです。自分に合ったやり方で、年収アップを実現できるように行動していきましょう。
 

出典

株式会社学情 「年収」をテーマとしたアンケート調査

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査

厚生労働省 教育訓練給付制度

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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