マッチングアプリでは年収を盛る人がほとんど?見極めのポイントを紹介
配信日: 2023.08.03 更新日: 2023.08.04
結婚やその後の生活のことを考えれば、年収を無視するのは難しいと言えるでしょう。
しかし、その数字が真実とは限らない場合があるようです。
実際にどれくらいの男性が自分の年収を盛っているのか、盛られている年収の見極め方はあるのか。気になるマッチング市場の年収問題を、調査してみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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4人に1人がうその年収を書いている!?
恋活・マッチングアプリ・占いの総合情報サイト「シテック」の運営会社である株式会社クリプタルが実施したアンケートでは、およそ25.6%もの人が、実際の年収とは違う数字を記載していることが分かりました。
どれくらいの差異の年収を記載しているのかという質問には、「100~149万円多く記載している」という回答が最多となっており、年収を盛る主な理由としては、「女性受けをよくしたい」「少しでもマッチング率を上げたい」という意見が見られました。
また、うその年収を記載する人のなかには、実際の年収よりも低い数字を記載すると答えた人もいます。
これには「年収で判断する人を除外したい」「だまされるのが嫌だから」などの意図があるようです。
うその年収の見抜き方
冒頭のアンケート結果のように、実際の年収とうその年収の差が100万円程度であれば、事前に見抜くのは難しいでしょう。
しかし、大幅な盛り方をしている場合、注意深くその人を見ていくことで本当かうそかを見抜くことができます。
収入証明のあるマッチングアプリを使う
男性のプロフィールに記載される年収が本当かうそかを疑ったりしなければならないのが面倒と感じる方は収入証明のあるマッチングアプリがおすすめです。
結婚相談所では当たり前になっている収入証明ですが、マッチングアプリにも導入しているアプリがあります。
会社名・職種をあらかじめ調べてみる
会社名や職種が分かっていれば、一度会う前にネットで調べてみるのがおすすめです。
年収1000万円は日本人男性全体の8%程度、20~30代に限定すればその数はさらに少なく、2%未満となります。
誰もが知っているような有名企業で役職付きだったり、医者や弁護士など専門性の高い職業だったりしないと、年収1000万円のハードルを越えるのはかなり難しいと言えます。
ネットで調べてみて、本当に高い収入が期待できるような会社や職業なのか、判断してみるといいでしょう。
プロフィール写真
顔写真のアップが1枚だけという状態では判断が難しいですが、もし食事や車、自宅インテリアなど、相手の暮らしぶりが分かる部分が写っていれば注目すべきポイントです。
あくまで判断材料のひとつに過ぎませんが、うそを吐いていればプロフィール写真の時点ですぐに見抜くこともできるはずです。
服装や持ち物
これは実際に会ったときのポイントになりますが、その人の身なりは金銭感覚がはっきりと出る部分でもあります。
時計や靴やかばんなど、高級ブランドのものを身に着けていれば分かりやすいでしょう。また、ブランドものではなくとも、独身で高収入の男性であれば、上質なものを身に着けている場合が多くなります。
あまりに安っぽい服装であれば、年収を偽っている可能性を疑ってみてもいいかもしれません。
もちろんいくらお金があっても、身に着けるものに興味を持っていない男性も多くいるので一概には言えませんが、ひとつの判断材料としてアンテナを張っておくといいでしょう。
まとめ
マッチングアプリに記載されるプロフィールは、全てが真実とは限らないことがよく分かりました。特に年収は、男性と女性のどちらにとっても無視できないスペックだと言っていいでしょう。
しかし、人を数字やスペックで判断し続けることはよくないのかもしれません。手軽に出会える時代だからこそ、人とのつながりについて考え直す必要があるのではないでしょうか。
出典
株式会社クリプタル マッチングアプリへの年収の記載状況に関するアンケート
国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー