更新日: 2023.08.04 年収
筋トレすると「高所得者」に?筋トレと年収の意外な関係とは?
例えば、第44代アメリカ合衆国大統領であるバラク・オバマ氏は、ホワイトハウスで過ごした任期中、毎朝のトレーニングを習慣として日々のスケジュールに取り入れていました。
日本を代表する作家である村上春樹さんも、かつてはフルマラソンを3時間40分で走るほど、本格的にランニングに取り組んでいました。
今回は、運動を習慣化することで、年収にどんな影響があるのかを調査してみました。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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運動することのメリット
運動を習慣化していくことには多くのメリットがありますが、ビジネスや日々の業務に大きな影響を発揮しうるものとしては、以下のようなものが想定されます。
●脳が大きくなる
●ストレス耐性が高まる
●自己管理能力が高まる
●アドレナリンとテストステロン値が上昇する
脳が大きくなる
有酸素運動が認知症の予防に有効なことは広く知られている通りですが、これは有酸素運動によって記憶を司る海馬の体積が増加するためだと考えられます。
従来、脳細胞の数は加齢とともに減っていくことが常識として考えられていました。しかし近年、研究が進んだことで、運動などの外的要因により脳細胞を増やすことができると判明しています。
現代において、運動が記憶力などの脳機能を向上させることは定説となりつつあるのです。
ストレス耐性が高まる
運動によって骨格筋に発生する特殊なタンパク質「PGC-1a1」はうつ病などの原因となるストレスを軽減することが多くの研究者によって指摘されています。
「運動するとすっきりする」という感覚は決して気のせいではなく、科学的な根拠を持つものだったのです。
また、この特殊なたんぱく質は筋肉量に比例して増大することが判明しており、継続的に運動をして筋肉量を増やすことでよりストレスに強い心身を作り上げることができると示されています。
自己管理能力が高まる
毎日忙しく働いているなかで、運動する時間を確保するのは決して容易ではありません。
忙しい日々のなかでトレーニングのための時間を捻出するには、自己管理能力が必要不可欠です。
日々運動するための時間を生み出すために培った能力は、仕事やプライベートにおいてもタイムマネジメント能力を発揮してくれるはずです。
アドレナリンとテストステロン値が上昇する
運動することでアドレナリンやテストステロンなどのホルモン分泌が活性化されます。
アドレナリンは注意力や集中力を向上させるホルモンです。また、頭の回転の速さにもアドレナリンが関係しており、仕事や勉強において重要なホルモンであると位置づけることができます。
テストステロンは筋肉をつくるホルモンであり、テストステロン値が増えることで組織やチームなどに意識が向き、円滑な関係を築きやすくなることが報告されています。また、テストステロンの値が高い人ほどリスクをとって挑戦する傾向が高いことが調査により分かっています。
まとめ
運動やトレーニングを習慣化していくことで筋肉や体力が向上し、仕事や勉強などさまざまなシーンでパフォーマンスを発揮しやすくなるということは、多くの研究者や研究機関が示す通りです。
忙しい日々のなかで運動する時間を確保することは容易ではありませんが、年収を上げたいと思うのなら取り組んでみる価値は計り知れないかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー