更新日: 2024.01.22 年収

婚活で「年収600万円」以上は高望みですか? 自分がそのくらいあるので、できれば同じくらいの収入の人と結婚したいです…

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

婚活で「年収600万円」以上は高望みですか? 自分がそのくらいあるので、できれば同じくらいの収入の人と結婚したいです…
結婚相手のことを考えたとき、生活水準やお金の価値観が合う人と結婚した方が、経済的な面で見ればうまくいく可能性が高いでしょう。それらを判断するための基準の一つが年収です。例えば自分の年収が600万円ほどであれば、同水準の相手と結婚したいと考えるのもおかしなことではありません。
 
今回は、そのような人が婚活で結婚相手を見つけることが可能かどうか、データを元に考えてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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日本の平均年収は?

まず、日本の平均年収を確認してみましょう。国税庁が公表している「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は458万円でした。男性は563万円、女性は314万円です。年齢階層別に見ても、平均年収が600万円を超える階層はありません。
 
男性に限って見れば、40~44歳の平均年収が602万円、45~49歳が643万円、50~54歳が684万円、55~59歳が702万円となっています。40代以降の男性で年収600万円を超える人は、データ上は少なくありません。しかし、結婚相手に求める年齢が40代未満である場合は、婚活で年収600万円以上のパートナーを見つけるのはそれなりに高いハードルとなるでしょう。
 

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年収600万円以上の人の割合

同調査の給与階級別分布を見ると、16.5%ともっとも多くの割合を占めているのは年収300万円超400万円以下の人でした。人数にして約840万人です。それに、400万円超500万円以下が15.3%、200万円超300万円以下が14.1%とつづきます。
 
つまり、年収200~500万円ほどの人が、全体の半分近くを占めていることになります。一方、600万円超700万円以下の人の割合は全体の6.9%で、人数にして約350万人です。600万円を超える人の割合は、22.6%となっています。
 
男性に限って見ると、年収600万円台の人の割合は9.5%であり、600万円以上の人の割合は33.4%でした。女性は、年収600万円台の人の割合は3.4%で、600万円以上の人の割合はわずか8.2%です。
 
年収600万円以上の人は20%以上いるため、出会うのが不可能とまでは言えないでしょう。しかし、婚活中に出会える確率が高いとは言えません。ただ、自分の年収も600万円程度あるのであれば、同じ業界や職種の人との交流も多いと予想されるので、出会いやすくなる可能性はあります。
 

収入以外の条件も考慮しよう

結婚生活には、確かにお金も必要です。しかし、多くのお金がなければ幸せにはなれないとも言い切れません。結婚生活へと影響を与えるお金以外の要素を、改めて考えてみましょう。食や衛生面での価値観の一致も、長く生活をともにするうえではとても重要です。子どもが欲しい人は、教育に関する価値観も無視はできません。住みたい家への思いも大切になってくるでしょう。
 
相手の収入以外の条件も考慮し、場合によっては妥協も求められます。結婚を最優先したい人は、特に妥協は避けられません。統計データから、希望の年収の人との出会いのハードルが少しでも高いと感じるようであれば、相手を総合的に判断しつつ婚活に励んでみましょう。
 

年収600万円以上の人を婚活で見つけるのは簡単ではない

日本の平均年収は500万円以下です。平均で年収600万円を超えているのは、40代以降の男性に限られます。日本全体で年収600万円を超えている人も全体の20%ほどしかいません。婚活で理想の年収の人と出会うのは簡単ではないでしょう。
 
結婚生活にはお金も必要ですが、パートナーとの価値観が合うかどうかも重要です。場合によっては相手の年収は妥協し、長く一緒にいられそうな人を選ぶと、結婚生活もうまくいきやすいでしょう。
 

出典

国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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