更新日: 2024.01.27 年収

婚活中ですが、できれば「年収600万円」以上の人と結婚したいです。こっそり相手の年収を知る方法はありますか? お金目当てだと思われたくなくて直接聞けません……

婚活中ですが、できれば「年収600万円」以上の人と結婚したいです。こっそり相手の年収を知る方法はありますか? お金目当てだと思われたくなくて直接聞けません……
結婚を考えているのであれば、気になることの1つは相手の年収でしょう。しかし相手に直接「年収はいくらですか?」と聞くとお金目当てだと思われる可能性もあるため、なかなか聞きにくいですよね。
 
本記事では相手の年収を推測するための方法を紹介します。

ストレートに年収は聞きづらいもの

結婚して一緒に生活していく上で、お金は必要不可欠なものです。交際相手を選ぶ際の1つの判断材料にしたいという人もいるでしょう。
 
とはいえ初対面や出会って日の浅い人にいきなり年収を聞くのは難しいのではないでしょうか。まだ交際も始まっていないのに年収を聞かれると、「お金でしか判断しないのか」と思われる可能性もあります。どうしても年収を知りたいのであれば、何気ない会話や相手の持ち物から年収を探りましょう。
 

会社名や業種を聞く

相手の勤めている会社が分かれば、インターネットで大まかな年収の目安を調べられることもあります。
 
勤務先が上場企業であれば、「有価証券報告書」を確認してみましょう。有価証券報告書とは、上場会社に提出が義務付けられている開示書類です。インターネット上で簡単に閲覧できるもので、会社の財務状況などのほかに従業員の平均年収も掲載されています。
 
会社名を聞きにくい場合は、業種などを聞くのも良いでしょう。一般的に「金融」や「メーカー」「総合商社」「IT・通信」などは平均年収が高いといわれています。
 

クレジットカードのステータスを確認する

相手の持っているクレジットカードのステータスを確認するのも1つの方法です。
 
一般的にクレジットカードは下から順には「一般」「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」のステータスがあり、普通は上位のカードであるほどカード契約時の審査が厳しく、年収が高いということを意味します。
 
ただしほとんどのカード会社は、それぞれのステータスのカードを契約できる明確な年収の基準を公開していません。年収以外にも本人の信用情報や属性などさまざまな要素を総合的に審査するため、あくまで大まかな目安として考えましょう。
 

ふるさと納税の上限額を聞く

ふるさと納税を話題に出すと年収を推測できるかもしれません。
 
ふるさと納税とは自分が好きな自治体に寄附をすると、返礼品が受け取れる上に、寄附した金額から2000円を引いた額の所得税や住民税が控除されるという制度です。
 
いくらでも寄附して良いというわけではなく、ふるさと納税の恩恵を最大に受けるためには、自分の年収に応じた上限額を確認する必要があります。
 
原則として年収が高いほど寄附金の上限額は高くなります。年収600万円の独身の人であれば、ふるさと納税の年間上限額の目安は7万7000円です。
 
ふるさと納税で寄附した金額を教えてもらえれば、大まかな年収を想像できます。金額を聞きにくい場合は「返礼品で何をもらったか」を聞くのも良いでしょう。返礼品をインターネットで調べれば、納税額が分かり年収を推測できます。
 

自分の年収を開示して真剣さを伝えることも大切

相手の年収を推測する質問を紹介しましたが、こっそり年収を探られるのは人によっては気分が良くないものでしょう。
 
将来のことを考えた上で真剣に相手の年収を知りたいのであれば、まずは自分の年収を開示しましょう。その上で「今後のことを真剣に考えているからこそ知りたい」と伝えることも1つの方法です。年収の話からお互いの金銭感覚が分かり、距離が近づくこともあるかもしれません。
 
結婚となるとお金の問題は切っても切り離せないため、思ったより相手の収入が低かった場合に不安になってしまうこともあるでしょう。とはいえ共働きをすれば理想の世帯収入になるケースもあります。年収はあくまで1つの判断材料として、すてきなパートナーを見つけてくださいね。
 
執筆者:山田麻耶
FP2級

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