更新日: 2024.04.09 年収

35歳ですが年収「300万円」止まりで焦っています…いっそのこと転職した方がよいですか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

35歳ですが年収「300万円」止まりで焦っています…いっそのこと転職した方がよいですか?
年収が少ないと生活費のやりくりがうまくいかず、将来の生活を考えて焦ってしまう方もいらっしゃるでしょう。年収に不満がある場合には、収入を上げる必要があります。
 
そこで今回は、30代の平均年収と比較すると、35歳で年収300万円というのが低いのかどうかを確認します。
 
さらに、収入を上げる方法もあわせてご紹介します。年収について不安があり、収入を上げたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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30代における平均年収

まずは、30代の平均給与を見てみましょう。
 
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」では、年齢階層別の平均給与が発表されています。30代の平均年収をまとめると、表1の通りです。
 
表1

年齢階層 男女計 男性 女性
30〜34歳 425万円 485万円 338万円
35〜39歳 462万円 549万円 333万円

※国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
 
平均値を見ると、年収300万円は収入が低いといえるでしょう。
 
ただし働く会社や業種によっても年収には差が生じるため、あくまで目安としてください。
 

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30代から収入を上げる方法

年収が低く生活に支障が生じている場合には、年収を上げる必要があるでしょう。ここでは、年収を上げる方法をご紹介します。
 

昇進や昇給を目指す

今の会社で年収を上げる方法は、昇進や昇給を目指すことです。役職に就くと、給与アップが期待できます。
 
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」による、役職別にみた賃金(男女計)では、表2のように役職によって月収に違いが見られます。
 
表2

役職 賃金
部長級 58万6200円
課長級 48万6900円
係長級 36万9000円
非役職者 28万1600円

※厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」を基に筆者作成
 
表2により、役職の違いで収入に変動があることが分かりました。
 
非役職者と比べると、係長級で8万7400円、課長級で20万5300円、部長級にもなると30万4600円も給与が増えていることが見てとれます。会社によっても昇給額は異なりますが、昇進することで年収が上がる可能性はあるでしょう。
 
また、スキルや資格の取得もおすすめです。企業によっては、特定の資格を取得することで資格手当がもらえることもあります。スキルや資格の取得には時間がかかりますが、キャリアアップにつながることもあるでしょう。
 

副業をして収入源を増やす

副業をして本業以外の収入源を確保するのも方法の一つです。副業の種類は多いため、持っているスキルを生かせるかもしれません。
 
副業によっては、即金性がある仕事もあります。収入源を増やしたいと考える方はチャレンジしてみましょう。
 
ただし、会社の規定で副業の許可が必要な場合や、副業が禁止されていることもあります。副業をする前に、会社のルールを確認しておきましょう。
 

転職する

今の会社での昇給が見込めない場合には、転職して給与の高い職場に変えることを検討しましょう。
 
今までの経験やスキルを生かせる職場であれば、即戦力として働けるかもしれません。会社を変えなくても、今よりも年収が高いとされる部署や部門の異動も有効です。働き方を変えるチャンスでもあるため、自分のライフスタイルに合う職場を探してみましょう。
 

転職以外にも収入を上げる方法はある

年収300万円だと、30代の平均給与を下回っていることが分かりました。
 
今より収入が多い会社に転職することもいいですが、現在勤めている会社で活躍できるようにチャレンジすることも選択肢の一つです。ほかにも副業を始めるなど、できることから始めてみましょう。現状の収入に不満があっても、行動することが年収アップを目指すうえで大切です。
 

出典

国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21ページ)
厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況(14ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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