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更新日: 2024.07.11 年収

ゴミ収集員の年収は500万円以上! でも、気になる仕事内容は? 勤務時間はどれくらい?

ゴミ収集員の年収は500万円以上! でも、気になる仕事内容は? 勤務時間はどれくらい?
ごみ収集作業員は体力を要し、けがの危険とも隣り合わせの職業です。そのような大変な仕事だからこそ、それなりの給与をもらわなければ、従事する人も少ないのではないか? と考える方もいるのではないでしょうか?
 
そこで今回は、ごみ収集作業員の給与額や仕事内容、勤務時間などについてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ごみ収集作業員の給料を公務員と民間企業で比較

ごみ収集作業員は、公務員として働く作業員と、民間企業に雇用されている作業員がいます。年収額に違いがあるため、それぞれの給与額を比較してみましょう。
 

公務員のごみ収集作業員の給料

総務省の調査した「令和4年地方公務員給与の実態」の給与・ボーナス額を基に、地方公務員のごみ収集作業員の年収を計算した表が、次の表1です。
 
表1

給与月額合計 ボーナス 年収
(給与月額合計×12+ボーナス)
40万2349円 157万8117円 640万6305円

※総務省「令和4年地方公務員給与の実態」を基に筆者作成
 
年収はおよそ640万円となり、国税庁が「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」で発表している国内全体の平均給与458万円を180万円ほど上回っています。
 

民間企業のごみ収集作業員の給料

公務員のごみ収集作業員の年収およそ640万円と比較して、民間企業のごみ収集作業員の年収はいくらくらいになるのでしょうか?
 
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」で10人以上の企業規模に勤める「清掃員(ビル・建物を除く)、廃棄物処理従事者」の給与額・ボーナスを基に計算した表が、次の表2です。
 
表2

きまって支給する現金給与額 ボーナス 年収
(きまって支給する現金給与額×12+ボーナス)
27万6300円 50万4700円 382万300円

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」を基に筆者作成
 
調査対象には公務員の給与が含まれる可能性もありますが、民間企業に勤務するごみ収集作業員の年収はおよそ382万円となりました。公務員のごみ収集作業員の年収およそ640万円と比較すると、258万円程度少なく、国内全体の平均給与458万円と比べても76万円程度低い額です。
 
この数字は、ごみ収集作業員だけでなく、ごみ焼却作業員や消毒作業員・ハウスクリーニング職・産業廃棄物焼却処理作業員なども含まれた数字となっているものの、それでも公務員と比較するとかなり少ないと感じるのではないでしょうか。
 

ごみ収集作業員の勤務時間や業務内容

ごみ収集作業員は、家庭から出るごみ(可燃ごみや不燃ごみ)を収集し、処理施設へ運ぶことが主な仕事です。ごみにはさまざまな種類があり、地域ごとにその分類が決められています。2〜3人一組となって1台のごみ収集車で回収を行います。中には、誤って混入した危険物などが含まれることもあり、危険を伴う業務です。
 
なお、厚生労働省の職業情報提供サイトjobtagによると、ごみ収集作業員の勤務時間は、公務員、民間企業どちらの場合も午前8時〜午後4時半頃までが一般的だとしています。通常どのような会社でも8時間労働が一般的なので、そこまで大きな差はないと考えられます。
 

まとめ

ごみ収集作業員の年収は公務員か民間企業かによって、金額に大きな差があります。令和4年の数字では、公務員はおよそ640万円、民間企業はおよそ382万円と258万円もの差があります。
 
また、ごみ収集作業員の勤務時間は午前8時〜午後4時半頃までが一般的なようなので、他の職種と比較しても大差はないと考えられます。
 
ごみ収集作業員は、地域のごみを集め街の美観を守る、やりがいのある仕事だといえるでしょう。興味がある方は、自分の将来の職の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

総務省 令和4年地方公務員給与の実態
国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査民間給与実態統計調査-調査結果報告-
厚生労働省 賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
厚生労働省 職業情報提供サイトjobtagごみ収集作業員
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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