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更新日: 2024.07.24 年収

「薬剤師」の平均年収はどれくらい? 「ドラッグストア」と「調剤薬局」で収入に違いはあるの?

「薬剤師」の平均年収はどれくらい? 「ドラッグストア」と「調剤薬局」で収入に違いはあるの?
薬剤師の年収がどれくらいか気になる方もいるでしょう。薬剤師といっても働く場所によって仕事内容や年収が異なるケースもあるようです。
 
そこで今回は、薬剤師の平均年収や職場別での仕事内容、年収の違いについて解説します。現在薬剤師として働いている方の収入を上げる方法もご紹介しているため、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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薬剤師の平均年収

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、薬剤師の平均年収は577万9000円となっています。最も高い年収が60歳手前あたりで723万6900円とされており、20代から60代前半くらいまでは右肩上がりの傾向にあります。
 

職場別における薬剤師の仕事内容と年収

薬剤師の方が働く職場は、おもに調剤薬局、ドラッグストア、病院などがあげられます。働く場所によっても仕事内容や年収に違いがあるようです。ここでは、それぞれの職場で勤務する薬剤師の仕事内容や年収を解説します。
 

調剤薬局の場合

調剤薬局は、薬剤師の方が勤務するメジャーな職場の1つです。調剤薬局は病院の近くにあるケースが多く、患者が病院の診察後に受け取った処方箋を基に薬剤師が薬の調剤を行います。薬の調剤だけではなく、薬の飲み方の指導や管理方法なども同時に伝えます。
 
また、最近では患者の自宅まで薬を届けたり、高齢者施設まで出向いて調剤を行ったりする調剤薬局も増えてきているようです。調剤薬局に勤める薬剤師の年収は400万円〜600万円程度とされており、管理職やマネージャー職などになると、さらに年収も上がる可能性があります。
 

ドラッグストアの場合

ドラッグストアに併設されている調剤薬局に勤務するケースもあります。仕事内容は基本的に調剤薬局に勤める薬剤師の方と同様で、処方箋を基に薬の調剤や服薬指導などを行います。
 
また、ドラッグストアでは、サプリメントや医薬品、健康食品なども販売しているため、調剤の知識だけでなく幅広い知識が求められる場合があるでしょう。さらに、接客やレジ、品出しなどの本来の薬剤師以外の業務も行う可能性も考えられます。
 
ドラッグストアに勤務する薬剤師の年収は450万円〜600万円程度と調剤薬局とそれほど大きな差はありません。しかし、調剤薬局よりも業務内容の多さや営業時間も長い場合もあるため、若干収入も高い傾向にあるようです。
 

病院の場合

病院内で勤務する薬剤師の方もいます。医療分業が進んだことにより、町の調剤薬局で薬を処方するケースが増えましたが、現在も院内で処方を行っている病院もあります。
 
また、病院勤務の薬剤師は、外来患者にはあまりなじみのない医薬品なども入院患者に対して取り扱うケースもあるため、幅広い知識が必要となるでしょう。点滴や注射薬などを扱うのは、病院勤務の薬剤師ならではの仕事といえます。
 
病院勤務の薬剤師の年収は400万円〜550万円程度とされており、調剤薬局やドラッグストアと比べるとやや低い傾向にあるようです。ただし、病院の場合は年功序列で給料が上がっていくところも多いようなので、長く働くことで年収アップを期待できるでしょう。
 

薬剤師として収入を上げるための方法

薬剤師として今よりも収入を上げるためにできる方法としては、以下のようなものがあげられます。


・昇進を目指す
・認定薬剤師を目指す
・雇用形態を見直す

まずは、現在の職場での昇進を目指してみてもよいでしょう。働く職場によって昇進の条件は異なりますが、管理薬剤師などの役職になると、基本給や手当が増える可能性があります。
 
また、調剤薬局や病院などで決められた資格を取ると、資格手当が支給されるケースもあります。
 
さらに、正社員以外にも派遣薬剤師という働き方も注目されているようです。派遣会社と契約を結んで、人材が不足している薬局やドラッグストアに出向いて働きます。人材不足で必然的に時給などが高くなる傾向にあるため、場合によっては正社員よりも収入を上げられる可能性があります。
 

薬剤師の平均年収は577万9000円。職場によっても年収に差が生まれる

薬剤師の平均年収は577万9000円で、60歳前後までは年齢に比例して年収は右肩上がりとなっています。また、薬剤師は働く職場によっても仕事内容や年収に差が生まれるため、働く前に、仕事内容や給料面の確認を確認しておくとよいでしょう。
 
すでに薬剤師として働いていて収入をあげたいと考えている方は、ご紹介した方法も参考に検討してみてください。
 

出典

厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag 薬剤師
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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