更新日: 2024.07.24 年収

大学生の息子は、昼バイトに加えて深夜バイトも始めるそうです。「牛丼屋」と「警備員」で迷っているようですが、どちらが稼ぎやすいでしょうか?

大学生の息子は、昼バイトに加えて深夜バイトも始めるそうです。「牛丼屋」と「警備員」で迷っているようですが、どちらが稼ぎやすいでしょうか?
深夜バイトは日中のバイトよりも時給が高くなる傾向にあるため、日中に同じ時間働く場合と比べてより多く稼げる可能性があります。仮に牛丼屋と警備員の深夜バイトを行う場合、どちらが多く稼げるか気になる方もいるでしょう。
 
そこで今回は、都内で牛丼屋と警備員の深夜バイトを行う際に、どちらが稼ぎやすいのかやそれぞれの仕事の向き不向きもあわせて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

牛丼屋の時給と仕事内容

都内にある牛丼チェーン店3社の時給は表1の通りです。
 
表1

A社 基本時給:1400円
深夜時給:1750円
B社 基本時給:1500円
深夜時給:1875円
C社 基本時給:1500円
深夜時給:1875円

※筆者作成
 
3社ともに基本時給は1500円程度ですが、深夜時給は基本時給の25%割り増しされた時給となっています。例えば、B社の深夜時給で週3の5時間勤務をした場合、1ヶ月で11万2500円稼げる計算になります。
 
また、牛丼屋での仕事内容は会社や店舗ごとによって異なる可能性がありますが、注文や座席の案内、配膳などのホール仕事、清掃や洗い物などがメインの仕事内容となるでしょう。経験を積んだら調理や金銭管理、シフト管理などの管理業務も任せられるケースもあるようです。
 

警備員の時給と仕事内容

都内の警備員の時給は警備の仕事の種類にもよりますが、夜勤の場合は1500円〜2500円程度で時給に幅があるようです。
 
警備の場合は資格手当や現場手当、紹介手当などの手当が充実しているケースがあるため、複数の手当が組み合わさると比較的稼ぎやすい可能性があります。仮に牛丼屋より時給が低い場合でも、手当などを入れると警備員の方が結果的に高くなるケースも考えられます。
 
また、警備には以下のようなさまざまな仕事があります。

・交通誘導警備
 
・建物の常駐警備
 
・イベントの警備
 
・夜間パトロール

警備員の仕事は、特別な資格がなくとも働ける場合が多いため、大学生からシニアの方まで幅広く働きやすいでしょう。
 

牛丼屋の仕事が向いている人

以下のような特徴がある方は、牛丼屋の仕事が向いている可能性があります。

・柔軟な働き方をしたい方
 
・接客業が苦ではない方
 
・社割などを活用したい方

警備員の仕事と比べるとシフトの候補が細かく用意されているケースが多く、シフト時間の融通がきく可能性があります。「学校終わりから3時間だけ」や「深夜帯の22時から朝5時まで」など、自分のペースに合わせて働けるでしょう。
 
また、慣れるまでは基本的にホールメインの仕事となるため、接客などが苦ではない人の方が働きやすい可能性があります。
 
さらに、牛丼屋で働いていると社割で安く商品を購入できたり、勤務日以外でも一定の割引を受けられたりするケースもあるようなので、食費の節約にもつながる場合があります。
 

警備員の仕事が向いている人

以下のような特徴のある方は、警備員の仕事が向いている可能性があります。

・なるべく多く稼ぎたい方
 
・責任感の強い方
 
・体力や忍耐力のある方

牛丼屋よりも警備員の方がベースの時給が高い傾向にあり、同じ勤務時間でも稼げる場合があるでしょう。
 
しかし、警備員は人の命や財産を守る重要な仕事であるため、仕事に対する責任感が強い方や正確な仕事ができる方に向いていると言えます。
 

深夜バイトでは牛丼屋よりも警備員の方が稼げる可能性がある

都内で深夜バイトをする場合は、牛丼屋よりも警備員の方が時給が高くなる可能性があります。警備員は手当ももらえる可能性があり、その分多く稼げるかもしれません。しかし、場合によっては牛丼屋の深夜時給の方が高くなるケースも考えられるため、一概にはいえないでしょう。
 
また、バイトを選ぶ際は時給も重要なポイントですが、やりがいや体力面などのほかの軸も考慮しながら決めることが重要です。総合的に考えて自分に合ったバイトを選んでみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集