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更新日: 2024.08.23 年収

「課長」から「部長」に昇進した43歳の夫。年収はこれまでよりどれくらい増えるのでしょうか?

「課長」から「部長」に昇進した43歳の夫。年収はこれまでよりどれくらい増えるのでしょうか?
昇進することで年収アップが期待できますが、課長と部長の年収差が気になる方もいるでしょう。例えば43歳の夫が課長から部長に昇進した場合、年収はこれまでよりどれくらい増えるのでしょうか。
 
今回は厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に、課長と部長の年収差を調べてみました。部長になってからキャリアを積むことで年収はどれくらいにまでアップするかもご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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43歳の夫が課長から部長へ! 昇進することで年収はどれくらい増える?

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に、課長と部長の年収を計算すると以下の通りです。

・課長:796万7300円
 
・部長:939万4100円

同調査から、課長と部長の年収差は142万6800円であることが分かります。ただしこれは全年齢の平均で、部長の平均年齢は52.8歳、課長の平均年齢は49.2歳となっています。43歳で課長から部長へ昇進した場合の年収はどれくらいになるのか疑問に感じる方もいるでしょう。
 
40~44歳の課長と部長の年収を比較すると以下の通りです。

・課長:790万9800円
 
・部長:851万2300円

43歳での部長への昇進は、平均年齢と比較すると早いことが分かります。年収はこれまでよりも60万2500円ほど増えると期待できるでしょう。
 

企業規模や学歴別の部長の年収

部長の平均年収は、企業規模や学歴によっても異なります。企業規模および学歴別の部長の年収をまとめると表1の通りです。
 
表1

学歴 大企業(1000人以上) 中企業(100~999人) 小企業(10~99人)
中学 1018万7100円 806万8100円 617万5500円
高校 1021万3600円 833万9500円 665万100円
大学 1300万900円 1026万4700円 814万5200円

出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成
 
同じ部長でも、企業規模や学歴によって年収は617万5500円~1300万900円と大きな差があることが分かります。夫の学歴や勤めている会社の規模に合わせて比較してみるとよいでしょう。
 

43歳で部長に! キャリアを積むことで年収はどれくらいまでアップする?

43歳で部長に昇進した後も、部長としてキャリアを積むことで年収アップが期待できます。同調査から43歳以降の年齢別の平均年収をまとめると以下の通りです。

・40~44歳:851万2300円
 
・45~49歳:954万6200円
 
・50~54歳:973万2700円
 
・55~59歳:1007万1400円
 
・60~64歳:859万5900円
 
・65~69歳:690万4200円
 
・70歳~:551万1200円

43歳で部長に昇進した後も、50代後半までは着実に年収がアップして、1000万円を超える可能性があることが分かります。60歳を過ぎて定年を迎えるころには年収が大幅に下がると予想されるため、老後資金やマイホーム購入などのための貯蓄は計画的に行うとよいでしょう。
 

43歳で課長から部長へ昇進すると年収は60万2500円ほど増えると期待できる!

40~44歳の課長と部長の平均年収を比較したところ、昇進により年収はこれまでよりも60万2500円ほど増えると期待できることが分かりました。部長の平均年収は企業規模や学歴によっても異なり、幅も617万5500円~1300万900円と大きいため、夫の学歴や勤めている会社の規模に合わせて比較するとよいでしょう。
 
43歳で課長から部長へ昇進した後も、キャリアを積むことで年収はアップして1000万円を超える可能性があります。ただし60歳を過ぎると年収は大幅に下がることが予想されるため、貯蓄を含め家計管理は計画的に行うようにしましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-Stat) 厚生労働省 賃金構造基本統計調査/令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職 表番号1 役職、学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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