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更新日: 2024.08.28 年収

【電気代補助金再開】4人家族で、夏は電気・ガス代で「月2万円」近くかかってしまいます。8月分から政府の“補助”が再開するそうですが、いくら値引きされますか?

【電気代補助金再開】4人家族で、夏は電気・ガス代で「月2万円」近くかかってしまいます。8月分から政府の“補助”が再開するそうですが、いくら値引きされますか?
毎月の電気代とガス代のうち、夏の時期はエアコン使用などが原因で電気代が高くなってしまう家庭が多いかもしれません。
 
2024年5月使用分まで行われていた政府の電気・ガス料金の補助政策がいったん終了しましたが、8月から再開されます。本記事では、補助事業再開の大まかな内容解説と、4人家庭ではいくら値引きされるのかをシミュレーションします。
FINANCIAL FIELD編集部

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8月からの補助再開は、どんな内容?

8月から10月まで行われる電気・ガス料金の補助事業は「酷暑乗り切り緊急支援」として行われます。対象となるのは一般家庭と企業の電気(低圧・高圧)料金と都市ガス料金で、プロパンガス(LPガス)を使っている場合は対象から外れます。
 
自分が契約している電気・ガス会社が、補助事業の対象業者かどうかは、資源エネルギー庁の「電気・ガス料金支援」サイトで検索できます。
 
電気・ガス会社が、対象となる家庭と企業の利用料金から補助金額を値引きして契約者へ料金を請求するため、利用者は補助を受けるための申請は不要です。
 
一般家庭で使う電気は「低圧電力契約(50kW未満)」で、今回の補助金額は8月・9月使用分で1kWhあたり4.0円、10月分は2.5円が値引きされます。
 
都市ガスでの値引き額は8月・9月使用分で1立方メートルあたり17.5円、10月分は10.0円が値引きされます。
 

4人家族だと、いくら安くなるの?

4人家族で電気代と都市ガスの料金はいくら安くなるのでしょうか。まずは比較のために、それぞれの平均使用量と利用料金の平均額を見ていきましょう。
 
東京都環境局が平成26年度に実施した「家庭のエネルギー消費動向実態調査」によると、4人家庭での電力使用量の月平均は、戸建住宅436kWh、集合住宅316kwh、ガス使用量は戸建て57立方メートル・集合住宅46立方メートルでした。
 
総務省統計局「家計調査」による2023年8~10月の電力料金・ガス料金の全国平均は、図表1の通りです。自身の家庭の料金と比較してみてください。
 
図表1

2023年8月 2023年9月 2023年10月
電気料金平均額 1万859円 1万1940円 1万1377円
ガス料金平均額 3257円 2879円 2879円

総務省統計局 家計調査を基に筆者作成
 
この平均使用量をもとに、今回の補助金額を試算します。
 
<8月・9月の値引き見込み金額>

・電気

戸建て電気平均利用量436kWh×補助金額4.0円=月額約1744円
 
集合住宅電気平均利用量316kwh×補助金額4.0円=月額約1264円

・ガス

戸建てガス平均利用量57平方リットル×補助金額17.5円=月額約997円
 
集合住宅ガス平均利用量46平方リットル×補助金額17.5円=月額約805円

<10月の値引き見込み金額>

・電気

戸建て電気平均利用量436kWh×補助金額2.5円=月額約1090円
 
集合住宅電気平均利用量316kwh×補助金額2.5円=月額約790円

・ガス

戸建てガス平均利用量57平方リットル×補助金額10円=月額約570円
 
集合住宅ガス平均利用量46平方リットル×補助金額10円=月額約460円

8月から10月分の料金値引き見込み額3ヶ月分を合計すると電気代では戸建て約4578円・集合住宅3318円。ガスでは戸建て約2564円・集合住宅2070円という試算結果になりました。
 

まとめ

8月から10月まで「酷暑乗り切り緊急支援」として電気・ガス料金の補助事業が行われます。対象となるのは一般家庭と企業の電気(低圧・高圧)料金と都市ガス料金です。
 
実際に自分の家庭でどのくらい値引きされるのかは、電気・ガス料金からの使用料金通知や請求書で確認できます。補助対象となる電力・ガス会社と契約しているのかもチェックしておくことが望ましいでしょう。
 

出典

資源エネルギー庁 電気・ガス料金支援
東京都環境局 平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査報告書
総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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