更新日: 2024.08.29 年収

ママ友が私の家に来るたびに伊勢丹の5000円近くする手土産を持ってきてくれます。一体いくら稼いでいるのでしょうか?

ママ友が私の家に来るたびに伊勢丹の5000円近くする手土産を持ってきてくれます。一体いくら稼いでいるのでしょうか?
ママ友ができると、子ども同士仲良くなって、自宅に伺うこともあるでしょう。
 
その際に、気を遣うことが「手土産」です。あまりにも安いものでは恥ずかしい、高すぎるものは予算が厳しいという気持ちから、お手頃価格で気の利いたものを持参したいと思う方も多いのではないでしょうか?
 
来客の際に明らかに高すぎる手土産をもらった場合も、気を遣ってしまいます。今後は自分も高い手土産を持っていく必要があるのではないかという心配や、ママ友にどれくらい収入があるのか気になってしまうという方もいるでしょう。
 
そこで今回は、手土産の相場や、遊びに来るたびに5000円ほどの手土産を持参するママ友の世帯収入について考えてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ママ友への手土産の相場

友達の家に遊びに行く際、手土産はいくら位にすればよいか悩んだ経験のある方もいらっしゃるでしょう。仕事で取引先に持参する手土産であれば、予算が決まっている場合や、大口の取引先にはよいものを購入する場合もあるでしょう。
 
しかし、ママ友となると、相手の生活環境が分からないこともあり、相手に気を遣わせない金額の相場が分からず悩む方もいるかもしれません。
 
一般的に、友人宅へ遊びに行く際の手土産は1000円〜3000円が相場といわれています。ママ友の家に遊びに行く際も同様です。少しごあいさつに行く程度であれば、もう少し手ごろな価格のものでもよいでしょう。
 
また、ママ友何人かで伺う場合は、事前に金額を相談し、全員まとめて少しよいものを購入する方法もあります。
 

20代~40代のひと月あたりの平均収入と交際費

5000円の手土産を何度も持参できるようなご家庭の収入は、どれくらいあるのでしょうか?
 
まずは、子育て世代の平均収入とひと月当たりの交際費を確認しましょう。表1は、2023年の家計調査家計収支編を基に子育て世代のひと月当たりの世帯収入と交際費を表したものです。
 
表1

世帯主の年齢 ~34歳 35~39歳 40~44歳
可処分所得 46万6031円 48万9712円 52万3020円
交際費 9423円 9395円 1万463円

※総務省「2023年家計調査家計収支編」を基に筆者作成
 
「可処分所得」とは、手取り額のことです。また、交際費には、教養娯楽費用や贈与金なども含まれます。子育て世代はどの年齢もおよそ1万円前後を交際費に使っているようです。
 

5000円の手土産を持参するママ友の収入

平均的な子育て世代の収入で交際費が1万円前後であれば、5000円の手土産を持参するママ友家庭も平均的な収入をもらっている可能性があります。
 
月に1回程度であれば、交際費のなかから出すことも不可能ではありません。ただし、月に何度も5000円の手土産を買っているようであれば、平均以上の収入を得ている可能性が高いでしょう。
 
5000円の手土産ともなると、一般的な相場である1000円〜3000円と比べて、かなり高額といえます。
 
何度も続けばもらう方は「申し訳ない」という気になり、自分が手土産を買う際にも、同じような金額のものを持参しなければならないのかと心配になってしまうでしょう。自分自身がママ友のご自宅に伺う場合は、訪問先の相手に気を遣わせないよう、高価すぎる品は避けた方が無難です。
 

平均的な給与額なら月に1回5000円の手土産も可能と考えられる

子育て世代の平均的な世帯手取り額は50万円前後です。交際費も1万円前後あるため、1ヶ月に1回程度であれば可能でしょう。しかし、月に何度も高額な手土産を持参するママ友の場合、平均以上の世帯収入があることが考えられます。
 
どちらにしても、あまりにも高額な手土産はかえって相手を恐縮させてしまいます。ご自身が持参する場合は、相手に気を遣わせない程度の額で購入しましょう。高額な手土産よりも、家族構成を意識したものや日持ちするもの、個包装になっているものなど、相手のことを考えた手土産の方が喜んでもらえるでしょう。
 

出典

総務省 2023年家計調査 家計収支編 第3-2表 世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出(勤労者世帯)
総務省統計局 家計調査 用語の解説(1)可処分所得
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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